
ウェルター級のダニー・ガルシアをさほど重視してないが、35勝21KO2敗。2敗はいずれも惜敗と底をみせていないのは立派だ。結構頑丈なのだ。対するラドカッチはサバイバルで脱落しかけたキャリアから、デボン・アレキサンダーを倒して再浮上した。共にウェルター級ではかなり小さいが、ガルシアはスーパーウェルター級進出を公言している。左フック野郎のガルシアと狂暴に食い下がるラドカッチの下克上マッチ。ガルシア有利だろうが果たして・・・
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | |
ガルシア | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 9 | 10 | 10 | 119 |
ラドカッチ | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 10 | 9 | 9 | 109 |
アイベン・レッドキャッチと聞こえるな。
この試合は打ち合い、ノックアウトシーンがみられそうだ。
1R
レッドキャッチだけど黄色い頭のラドカッチ
体格は同じくらいか。身体の厚みはガルシア
ガルシアがテオフィモ・ロペスっぽいのと
ロマチェンコっぽくはないがラドカッチがサウスポーでウクライナなので
仮想ロペスVSロマチェンコみたいに楽しもう。
互角の偵察戦だがガルシアの左右がパワフルだ。
当たればダウンとれそうだ。
ガルシア10-9
2R
サウスポーで懐の深いラドカッチに対しやや踏み込みが甘く届かないガルシア。
ガッチリした軸でパンチが重いガルシアになかなか踏み込んでいけないラドカッチ
互角だ。
ガルシア10-9
3R
ガルシアがスーパーウェルターなど小さすぎるとおもうが
パワーは通用するかもしれない。軸がしっかりしている。
両者警戒しなかなか踏み込んでいけないが
ガルシアの方が体重がのった重いパンチを持っており
ラドカッチはやや腰が引けている
まだ大きな動きなく差はないが、なんとなく
ガルシア10-9
4R
パワー差が顕著でラドカッチは守るだけで攻めていけない。
ガルシアはジワリジワリとダメージとプレッシャーを与えていく。
ローブロー気味のボディがラドカッチは効いている。
ガルシア10-9
5R
技術差はあまりないがパワー差が顕著で、軸のしっかりしたガルシアがジワジワラドカッチを削っている。
ラドカッチのパワーではガルシアは動じないという感じだ。
ガルシア10-9
6R
微差の積み重ねの大差となっているがラドカッチがガルシアを上回るところが今のところ皆無。
明らかな有効打はひとつもないが、ガルシアのパンチが重く、少しづつラドカッチを削っている。
ガルシア10-9
7R
同じ展開。
ガルシアにスペシャルなところはないが地味強というべくパワーと安定感があり
ラドカッチは対抗するので精一杯。フィジカル、パワー差
ガルシア10-9
8R
そろそろガルシア劇場になるか
ラドカッチはカットし血を浴びて見た目にも苦しい状況だ。
ダメージ的には棄権もありうる一方的な展開。
ラドカッチ陣営は諦めた方がいいかもしれない。
決してガルシアのスキルが驚異的なわけではないが、打開策が全くみえない。
ガルシア10-9
9R
ラドカッチもKO率高いのだがこのパワー差はなんだろう。
ドクターチェックを受けて再開。
ラドカッチは耐えるがガルシアに対し何もできていないので
そろそろストップのタイミングだ。
ガルシア10-9
10R
まだやるのか。
技術差はあまりないから競り合いにみえるが
ダメージをためていくのはラドカッチばかりで
それでも試合をとめるほどの差をみせつけずラウンドを重ねていく
ガルシアがパワーも余力も十分でラドカッチに逆転の目はなく止めた方がいいとおもうが・・・
仕留められるのに流している、仕留めるほどの技術がないのかガルシアと
圧倒的に苦しいが頑張ったラドカッチ
おまけで
ラドカッチ10-9
11R
変な試合だなぁ。ダメージ的に圧倒してるのはガルシアだが
技術的には競っており傷ついたラドカッチが諦めないので試合は続く。
しかし逆転の可能性は限りなく低い。
余裕なのにガルシアは倒すのを諦め判定までやるつもりなのかな。
余裕なのに圧倒しない
ガルシア10-9
12R
はっきり言ってしまえば
ナチュラルなラドカッチとフィジカルが不自然に強いガルシアという印象に終わった。
拮抗したスパーリングだったが、パワーとダメージがまるで違った。
ガルシアは倒さなかったのか倒せないのか・・・
ガルシア10-9
フルマークでガルシアだろう。
フィジカルが強いがボクシングが圧倒的にはみえない。
不思議だ。