今週末行われるWBSSスーパーミドル級準決勝は、ユルゲン・ブリーマーがインフルエンザのため、欠場。代役がこの人なのだそうです。だったら、この人にしておくれよ。
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トーナメントにアクシデントは不可欠なので、補欠も含め、予めリストアップしてくれるとうれしいです。補欠同士が前座で戦って、2次トーナメントをしていくのも楽しい。試合内容が圧倒的ならファンの支持を受けて昇格、有名になる事もありえぬ話ではない。
ニキー・ホルツケン(オランダ)
13勝10KO
キックボクシング
90勝56KO14敗
プロボクシング歴は浅く、強豪との試合もありませんが、K1などのキックボクシングで活躍してきたそう。日本でなじみのブアカーオやアンディ・サワーには勝てず、ヴァージル・カラコダあたりには勝っているよう。
ボクシングの最新試合はこれ。
押されてますがブロックを固め、ボディでKOしています。
キックのファンには怒られてしまいそうですが、カラム・スミスはとても楽になったといえるだろう。ボクシングの質が違う。技術もパワーも体格もスミスでしょう。キックでの経験が豊富なベテランなので、しぶとさや泥臭さは持っているとおもいますが、なぜこの人が抜擢されたのかわかりません。
過去にいくつか敗戦のあるジョージ・グローブスが優勝するとピンとこないので、私はこのカラム・スミスを優勝候補に推していますが、Sミドル最強は今のところ、デビッド・ベナビデスです。
各選手に個性と魅力はありますが、ベナビデスが一番頑丈、屈強にみえるからです。
それはライトヘビーでベテルビエフを推すのと同じ理由です。
スケール、体格のいいカラム・スミス、長身なのに接近戦のボディやアッパーが強いですが、この人にタフさ、屈強さがあるなら、私の評価も逆転するかもしれません。今までは格下相手に強いところを見せてきましたが、トップレベル相手に同じボクシングができるのか?やはり、背は高いがどこか細く優男風な見た目通り、体力不足や脆さがあるならそれも査定したい。
ホルツケン
「こんなチャンスに恵まれて光栄です。準備は出来ています。ファンは土曜日の夜予期せぬ事態に見舞われる。私はカラム・スミスを倒すためにここにいる。」
スミス
「ホルツケンはいい選手にみえます。相手が誰かは問題ではない。初戦のスコグランド戦に満足していませんが、次はアピールしてみせます。ファンにもジョージ・グローブスにも。良いショーをお見せします。」
ちなみにカラム・スミスもトップアマ出身で、ドミトリー・ビボルとやったりしています。
ビボルの11-7
決勝は英国白人対決でほぼ間違いなかろう。
グローブスも肩を負傷したそうで、決勝がスケジュール通りにならない可能性が高い。
世界最高のSミドルではなく英国最強を問う大会になってしまったところがクルーザーに劣るところかもしれない。
https://www.youtube.com/watch?v=DBhkn5ciL80&t=173s