挑戦していく限り/ダニエル・ローマン

アンケートはやってませんが、ローマン、バルガス、ドグボエ、岩佐・・・誰が一番でしょうか?諸々の事情はあれど統一戦の機運は高まっています。

私は冴えない判定が続いているけれど、今はバルガスかなとおもっています。

ダニエル・ローマンはショータイムの放映で指名挑戦者、モイセス・フローレスと対戦し2度目の防衛を目指します。

この背の高いメキシカンの挑戦者を退けた後の明確なプランを持っています。

ローマン
「私が挑戦していく限り、各団体の王者がターゲットです。準備は出来ています。」

各団体の王者とは、レイ・バルガス(WBC)アイザック・ドグボエ(WBO)岩佐亮介(IBF)の事です。バルガスは直近の試合で手を負傷し、ドグボエは8月25日に試合を予定しています。

アレックス・カンポノボ(ローマンのマネージャー)
「ローマンは今年少なくともあと2試合したいとおもっている。9月と12月だ。スケジュール的に一番簡単なのはIBFの岩佐だとおもうが様子をみよう。ドグボエ陣営とも話をしたが、彼は8月に試合を予定していると聞く。我々は常にオープンです。ゴールデンボーイキッドのバルガスとも交渉したが金額が折り合わなかった。」

ローマン(24勝9KO2敗1分)は日本の久保隼からタイトルを奪い、松本亮相手に初防衛を成功させている。

https://www.youtube.com/watch?v=-VpYWTwBzIU

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こちらで紹介したように、ドグボエは統一戦を熱望。レイ・バルガスも常々ビッグマッチを求める声を聞く。しかしスケジュールも金銭も折り合わないというのはよく聞く話。

岩佐だけがスケジュールも折り合うが、本人、セレス会長からは統一戦などの声はあまり聴かれない。スケジュール的に一番簡単なのはIBFの岩佐だとおもうというのはニュアンス訳で、スケジュールとは書いていなかった。相手として一番容易とうけとれなくもない。

皆が統一戦を志向している今、この機会を逃さず飛び込むべきである。

しかし、ローマンの次の相手、モイセス・フローレスが、彼にとっての試金石である。リコンドーには軽く初回で倒されたが(ゴング後で無効にされたが、どうみても完敗)、大柄でパワーのある強い元暫定王者だ。久保や松本より手ごわいだろう。

ローマンは日本人専門で、このサイトの常連さんには評価が高いが、世界基準でみると小粒だとおもっている。プレスをかけて距離を潰す上手さを持っているが、日本人のアウトボクシング、距離だから攻略できたのであり、バルガスやフローレスなどのメキシカンにも通用するだろうか、そしてドグボエのプレスやパワーはもっと強烈だ。

今後がどうこうより、フローレスという難敵にどういう内容をみせるかで評価が定まってくるだろう。王者といえど母国アメリカでまだまだ認知されていない。やっとショータイムで放映され、ここからの選手だ。それは、TJドヘニーという指名挑戦者を迎える岩佐にも言えることだ。

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