ファイトはファイトだ/マイキーはロベルト・デュランになれるのか

もうこの試合の展望、記事は燃え尽きたので補足、蛇足です。
どんな試合になるかわからない、ドキドキ、ワクワク感はすごいです。5月18日まではこの試合がトップだろう。

マイキーはロベルト・デュランになれるのか・・・

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ストリートファイトをする時はそれがたとえ危険なイーストロサンゼルスやモンバサの等しく危険な通りだろうと体重差なんて関係ない。

ファイトはファイトだ。

ストリートファイトをバックグランドに持つ有名な”石の拳”ロベルト・デュランは長いキャリアを通じて、何度も自分より背が高く、重く、強い相手と戦い続けてきた。パナマの伝説は、エロール・スペンスVSマイキー・ガルシアを観戦するためにテキサスの地にやってきた。

アメリカのスーパースター、レイ・レナードにはじめて黒星をつけたデュランはその後マービン・ハグラーに挑んだ。その試合は自殺行為だと言われたが、スキルフルで拮抗した展開となった。デュランは伝説的なスターになっていった。

その後デュランはトーマス・ハーンズに挑むも序盤にノックアウトされて体格の限界が遂に露呈したかのようにみえたが、ハーンズを倒したアイラン・バークレーを破り、見事にミドル級の王座を奪ってみせた。

ボクシングには複数階級制覇や小さな男が大きな男を打ち負かした歴史がたくさんある。100年以上前から続く歴史の中でボブ・フィッシモンズ、サム・ラングフォード、トニー・カンゾネリ、そしてもちろんヘンリー・アームストロングらは平然とそれをやってのけた。現代にもジェームズ・トニーやオスカー・デラホーヤ、マニー・パッキャオらが複数階級を制している。その例は枚挙に暇がない。

私は(記者)その話を自分の祖父から聞iいた。(バトリング・オルテガという元ボクサー)なぜそのような挑戦をするのかと。

オルテガ
「ボクサーたるもの誰とでも戦うものだ」

世界中のストリートファイトはウェイトに依存することなどない。相手と秤にのってサイズを図るようなことはしない。

ファイトはファイトだ。

マイキーはデュランのような偉大な功績を残せるのだろうか?

これは特別な戦いだ。

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ハグラーVSデュラン

これはテクニカルな僅差の判定でハグラーが勝ったが、デュランを序盤に失神KOさせたハーンズが自信をもってハグラーに挑むと逆に壮絶にノックアウトされた。ハーンズに気絶させられたデュランは今度はハーンズを倒したバークレーを破る。

こんな熱き、狂乱の時代もあったのだ。

タイプは異なるが、スペンスというのは当時のハグラーのような存在だろう。
果たしてマイキーはそんな大きな化物にどう対峙していくのだろう?
いつものように正攻法に淡々とキビキビと?
強いプレスをどう捌くのだろう?

試合直前の小競り合いがありますが、ロベルト・ガルシアはスペンスはまだ10ポンド重たい。減量地獄に苦しむだろうと言ってます。スペンスはそんなに重くない、あと少しと言ってます。

果たして・・・

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