久々にのんびり気に入った選手を書く。
素材が良くても短命か王座に届かずなドミニカンにあって、暫定だけど今は彼だけが王者だろうか。メイウェザープロモーションズのカルロス・ザンプラーノを初回電撃KOで下して戴冠しました。28歳ですが、なかなかのキャリアを誇ります。
22勝16KO1敗
2007年のパンアメリカンゲーム銀メダル
(金はカルロス・クアドラス)
その他数々のアマ大会で好成績を収める。
有名どころではクアドラスの他
リコンドー
リオ金のロブソン・コンセイシオ
なんかとも戦っている。
この人繋がりですごいのがいたので気になったらチェックしてみてください。
Enkhbat Badar-Uugan (Mongolia)
Yankiel León (Cuba)
Sergey Vodopyanov (Russia)
特にエンクバット・バダルウーガンというモンゴリアンは北京金で日本にもよく来てるみたいです。
すごいなぁ。
最終的に繋がりで追うとロマチェンコに行きつくのが面白い。
話題逸れてマレーロですが、アマでもプロでもそこそこ上位というだけで超トップレベルではないようです。実際、キャリアの途中でヘスス・クエジャールの荒っぽいファイトで挫折があります。
これはややもったいない敗戦だなぁ。
能力過信でガードが低すぎる。バッティングも多発。
タイソンが観戦してますね。
しかし、その後心折ることなく、リコ・ラモスに圧勝したりでよくやく今回のチャンスを掴みました。
最初から?いつの頃からかMATRIXとトランクスに入れてからは圧勝続きです。リコ・ラモス戦では既にMATRIXとあるので、この人がロマチェンコより早い元祖かもしれません。
柔らかく、俊敏華麗でパンチもシャープ、申し分ない才能です。
サウスポーのひとつの理想形でしょう。
器用なのでスイッチもしますが、サウスポーが本質でしょう。
フェザー級王者は
ゲイリー・ラッセル
レオ・サンタクルス
(アブナー・マレス)
(クラウディオ・マレーロ)
リー・セルビー
オスカー・バルデス
と今のところ日本人と縁遠い気がしますが、無名、安いという意味でこのマレロが標的でしょうか?もはや清水が日本では一番ではないかとおもっているのですが、順調に世界戦に行く頃にはどのような構図になっているのでしょう?
マレロは申し分ない才能だとおもいますが、ラッセルのような天才に技巧負けするか、サンタクルスのようなファイトに潰されるのか、なんとか、ビッグマッチまで勝ち続けて欲しいものです。
南米あたりの不人気実力王者が最近減ってきたとおもうので、そういう意味で貴重な存在であり、シンプルに好みなボクシングです。