書いていてこれはボヤキであると気づいたので、久しぶりの立ち飲み処
カール・フランプトンVSルイス・デルバーレ
11月30日だそうです。当初フランプトンはフェザー級に参戦するアイザック・ドッグボーと戦うと報じられていたので、小さいは小さいがこれに勝つようならフランプトンを認めたいとおもっていたが、危険と判断したか相手の格が下がりました。単なるチューンナップです。
ルイス・デルバーレは25勝19KO3敗の32歳のプエルトリカン。
ビッグ・ダルチニアン、ルイス・ロサ、ディエゴ・デラホーヤに敗れています。
フランプトンも勝負しないフェザー級です。ラッセルに決して言及しません。美味しい果実しか食べません。
オスカー・バルデスVSアンドレス・グティエレス
これまた11月30日、シャクール・スティーブンソンという最大脅威が指名挑戦者になったとたん、もうフェザー級でやり残したことはないとベルトを返上し、スーパーフェザー級に転向を表明したバルデス、体格はスーパーバンタム級くらいにみえます。チームレイノソなので筋肉増量計画がすごいのかもしれませんが。
ミゲル・ベルチェルトをターゲットにする話でしたが、転向第一戦目は、同じメキシコのグティエレス。元スーパーバンタム級の選手であり、アブナー・マレスとクリスチャン・ミハレスにパワー負けした選手です。戦績のいい元プロスペクトではありますが、スーパーフェザー級の体格、パワー、フィジカルの選手ではありません。
バルデスがスーパーフェザー級に上げた意味がわからない相手だ。
ジョシュ・ウォーリントンVSソフィアーヌ・タコウシュ
10月12日ウォーリントンもシャクールやラッセルから挑発されていました。
セルビー、フランプトン、ガラハドを破り、もう英国でやり残したことはない、アメリカで統一戦だと言ってましたが、いざ挑発されると沈黙、ベルトを持ってこっちに来いと、地元でフランス人の無名選手と戦うことになりました。統一戦といってもサンタ・クルスとバルデスに限定しているのだ。
ラッセルにクラブファイターと言われてしまった、KO率の低い王者ですが、今後は誰とやったかで評価される王者といえそうだ。
レオ・サンタ・クルスVSミゲル・フローレス
[st-card id=89552 ]11月23日、ゲルボンタ・デービスが空けたWBAスーパーフェザー級のスーパー王者の席につく、4階級制覇確実だろう。スーパー王者制度の形骸化は甚だしく、10度以上防衛がルールだったはずが、スーパー王者に勝ったものは自動的にスーパー王者になるが、ゲルボンタ・デービスのようないい選手が現れるとそっちにスーパー王座を提供し、内山⇒コラレス⇒マチャド⇒カンシオと続いた王者はレギュラーに落す。
そして何の実績もないサンタ・クルスにスーパー王座が引き継がれようとしている。
内山とやったら潰されるで・・・
何食わぬ顔で記者会見に出席し、
「ラッセルや他の男たちが何といおうと僕はパパや取り巻きに言われた相手とやるだけ」
とキラキラの笑顔で開き直っていた。
全階級で最も尊敬できない世界王者になった。
この際フランチャイズになってくれ。
シャクール・スティーブンソンVSジョエト・ゴンザレス
https://www.youtube.com/watch?v=Xo1vSYo9e9w
10月26日、バルデスやウォーリントンに逃げられてWBOの王座決定戦となったが、新人による決定戦であるにも関わらず、この試合が最も崇高なフェザー級タイトルマッチ、ゲイリー・ラッセルJrに続く評価の王者になるだろう。
五輪銀メダリストを経て、圧倒的なディフェンススキルをみせるシャクールが予想有利な試合だが、ジョエト・ゴンザレスの根性も素晴らしい。
ジョエト
「俺は無敗のプロスペクトだが、無敗にこだわっているわけじゃない。挑戦するためにこそ戦っているんだ。強い奴にどんどん挑みたい。」
アマではゲルボンタ・デービスに勝ったこともあるジョエト、妹の彼氏だというシャクール・スティーブンソンをぶん殴ることはできるか。生きのいい無敗の新鋭同士の対決です。
それにしても伊藤雅雪の感動の戴冠は何だったんだというくらい、クリストファー・ディアスに対するシャクール・スティーブンソンの完封劇であった。
徐灿VSマニー・ロブレスIII
11月23日。一流の王者、一流の挑戦者とはいえない。
ゲイリー・ラッセルJr
相変わらず、王者との統一戦には振られ続け、次の予定なし。
指名挑戦を受けるのは義務だとおもうが、全団体全て形骸化している。
ツグスソグ・ニヤンバヤル
「2019年の夏にはゲイリー・ラッセルJrに挑戦できるとおもう。ここでタイトルをとって統一王者になるのが目標です。」
振られた・・・
クラウディオ・マレロ
謎のシルバーだかゴールド王者のエドゥアルド・ラミレスを下して王者への挑戦資格は得たとおもうが、メジャー王者には振られる存在。
王者がみんなへそ曲がりの根性なしのおかげで、さっぱり活性化しないフェザー級。一応、サンタ・クルスとバルデスは去ったわけだから、せめてこの空席を争奪することで活性化を願いたい。
ゲイリー・ラッセルJrという絶対王者を擁する階級だが、ラッセルの功績はロマチェンコに負けた試合だけである。
シャクール・スティーブンソンVSジョエト・ゴンザレス
この勝者に期待しよう。