
アマチュアではセルゲイ・コバレフの上をいくベテルビエフ、6戦目で試練の相手
タボリス・クラウドはバリバリの元王者で負けはホプキンスとアドニス・スティーブンソンだけでしたが
完膚なきまでに叩きのめされてしまいました。
この相手にこの内容で勝った以上、次が世界戦でもおかしくないです。
そして
ホプキンス
スティーブンソン
コバレフ
誰が相手でも勝利してもおかしくないかもしれません。
この顔、この勝ちっぷり、絶対に強いしタフ、コバレフを超える怪獣かもしれません。
ロシア系ボクサーの中でも、その特徴であるパワーは象徴的で、風貌からして熊のようなパワー溢れるボクシングをします。
アマチュア世界王者にもなってますが村田が2勝のアボス・アトエフに負けたりの記録もあります。
アトエフといえばコバレフにもノックアウト勝ちしていたりします。
熊のような丸太の拳をもつトップアマです。
基本がしっかりした上にロープに追い込んでからの攻めがえぐいです。
普通ダウンをとるような距離やパワーパンチを打ちこめるシーンではないのですが、これでクラウドを打ちのめしている。
華麗さは微塵もありませんが、近年のアマチュアの重量級、ロシア圏の強さを体現するような全KO型のスタイルです。
底知れぬ体力を感じてしまいます。
ゴロフキン、コバレフ、ヒトロフ、村田、ベテルビエフ
と、男らしい剛腕自慢みたいな顔ぶれが近年のアマチュアのトップです。
この中でプロで本物中の本物となるのは一体誰でしょうか?
ゴロフキンはもうすでに実績十分ですが。
なんかヒトロフあたりも大成功するんじゃないかな、体力、パワー、殺傷本能はこの中でもトップクラスかもしれないなとおもいます。
クラウドの再浮上を完全に封じたベテルビエフの今後にも注目です。