されど修羅ゆく君は

現役ではこの人が一番レジェンドです。いくらメイウェザーが金字塔を打ち立てたとしてもこの人の全盛期の方がかっこよくて強かったとおもいます。

全盛期はひょっとしたら史上最強のボクサーだったかも。

多額の税金の支払いのためにまだリングにあがってますが14歳年下のエジプト人を初回粉砕
一応、アフリカ大陸やエジプトのチャンピオンクラスです。

[youtube]http://youtu.be/Ymooz8rwtcU[/youtube]

クルーザー級で世界挑戦にこぎつけちゃうかもしれません。

試合をみると変幻自在、スピードモンスターだったロイだが、今はガードを上げてほとんど動かず、正面に立ってブロックとボディワークのみでディフェンスし打ち返すという危なかしいスタイルですが、ハンドスピードは健在で、タイミングの良さも往年の才能の陰りあり。

これだと一流どころにはボコボコにされてしまうとおもいますが・・・

たぶん、何でも出来、どんな試合も経験した彼が、今の年齢、体力に合わせ全てを削除、省略したスタイルがこれなんだとおもいます。
超一流でなければこのスタイルで余裕で勝ててしまいます。

ボディ一撃で相手は悶絶してしまいました。
バージル・ヒル戦を思い出すパンチでした。

ファンはもうやめて欲しいとおもっているかとおもいますが、自分は辰吉や長谷川の矜持にも重ね合わせ、生涯現役を貫く彼を実は一番心から応援していたりする。

最近の相手はよく探してきたなというような選手ばかりですが、借金完済を応援します。

これだけの選手なら現役引退したって別の食いぶちがいくらでもあるとおもいますが
かつてない人間を超越したカリスマ、スーパースターはあくまでもリングが大好きなようです。

リングこそが自分の居場所であり墓場でもあるかのような生き様です。

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コメント一覧
  1. 私もロイ・ジョーンズのほうがメイより断然魅力的だと思います。
    現在トップを走り続けるメイの"負けない強さ"も凄いけど、一瞬の輝きというか試合そのものはロイのほうが記憶に残るものが多いんじゃないんですかねぇ。実力で見るなら同時期に輝いてたデラホーヤなんか霞んで見えます。

    今のミドル〜ライトヘビーで暴れまわってる強豪達も全盛期のロイ相手だと簡単に子供扱いされちゃうんじゃないかとさえ思いますな。

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  2. ブリブリさん

    黒人アジリティの究極の姿であったような気がします。

    加齢が一番の敵であるかのようなスタイル。

    今はロシアにみられる豪腕怪獣の時代に変わったとおもいますが全盛期ならGGGより強かったかもしれません。

    今は打たれるスタイルなので怖いです。

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  3. 表現のしかたはアレですけどジェームズ・トニーみたいに
    無駄を省いたスタイルになったんですね。
    天才ならではだと思います。

    しかし日中にバスケの試合に出てから夜に世界タイトルやったり、
    右手を怪我して左手だけで相手を完封してみたり
    僕も知る限り全盛期は歴代最強だと思ってます。

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  4. ボロカブさん

    ロイにもメイと似た、圧倒してるのに判定みたいな試合が多く眠たいと感じた時がありましたが随所に見せる全能感にアングリした時も多かった。

    リカルドロペスがいた頃でさえ、階級による人気を無視してでもこの人がp4pだなとおもいました。

    おなじ人類じゃないな、ボクシングに関しては人類を越えた超人で別世界の動物だとおもってました。

    今は応援してますがダメージが心配です。

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  5. レイナードさん

    山中だけとは。
    内山も海を渡って欲しいけど。

    彼らは脆さもあわせ持っていて、アマチュアでは世界のトップシーンにいたわけではありません。

    そんな彼らが成長し抜けた破壊力を持つ一流王者となりました。

    今後はアマの世界でも一流であった王者やビッグネームに挑んでいかねばならない立場にいるとおもいます。

    彼らが不利で挑戦者であるかのような相手との試合を熱望します。

    西岡の道を歩んで欲しい。

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  6. 自分も全盛期のロイジョーンズは凄いと思いました。ミドルからヘビーまで制覇!スピードとパンチパワーを持ち合せたテクニシャン 正直、メイとは比べものにならないスペクタル感でした。

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  7. 失礼致します。「リングこそが自分の居場所であり墓場でもある」素晴らしい表現ですね。あれだけ輝いたボクサーたちが必ず最後は敗れ墓場までいく。とても寂しくある瞬間ですがそれもボクサーの美学だとおもいます。いま感情移入できるボクサーは私は山中慎介だけです。彼はきっと一度でも敗れたら引退するでしょう。墓場まで見届けたいです。

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