寄り道/ジャーボンティー・デービスVSラモン・ローチ

12月14日に正式に決定したようです。デービスはSライトも制したことがあるライト級、ローチはSフェザー級なので批判の声が多いマッチメイクです。

この両者は同じ歳であり、元々アマチュアの頃からライバル関係にあり、本人同士だけでなくジム同士、地域同士でよきライバル関係であったとか、それが、このような立場で対戦できることに意義があるとはローチの父親の言葉で、これはファンのためというよりは両者や一部地域のために組まれた試合のような印象だ。

アマチュアの頃のタンクは今のような破壊的なパンチャータイプではなかったそうだ。

ラモン・ローチは身長170センチ、タンクより背は高く

WBA世界スーパーフェザー級王者。父親とともにNoXcuseボクシングを主宰している
2013年5月、ナショナル・ゴールデン・グローブにライト級(60kg)で出場し優勝。また、同年の全米ユース選手権でも優勝。
アマチュア時代の戦績は125勝15敗

とあるが、BoxRECによると22勝9敗で、ちょっとwikiは怪しいかな

ディフェンスが堅牢でなかなか隙を見せない、クリーンヒットさせないが、ブロッキングに忙しく攻撃力も乏しいという印象しか今のところない。

対するタンクはセンス抜群のワンパンチフィニッシャーぶりでP4Pトップに位置すると言っても大げさでない。

なので、試合予想はタンクのノックアウト勝利か大差判定勝利以外考えられないが、ローチの意外な強さが観れるのであればよしとすべきか。

タンクからしたらローチのタイトルなどいらないだろうから、これはノンタイトルなのかタンクの王座だけがかかっているのか。

ジャーボンティー・デービスがブレイクしきれないのは、対戦者の質がイマイチだからじゃないかな。

やっとここまで実力と人気が整ってきたのに、期待される相手とは別の試合をする。ライト級は魔窟といえるほど猛者が控えているというのに。

だから私はラスボスは

この男だとおもう。

この男を乗り越えたものがライト級の真の王者だ。

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