リチャード・コミーVSテオフィモ・ロペスについて書つもりが、訳しながら書いていくうちに中谷正義がくっつきました。キャンセルになるくらいならリチャード・コミーVS中谷正義、あってもいいよね~。中谷善戦だったね、ではなく続きがあっていいはずだ。
12月14日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われるテレンス・クロフォードVSエギディウス・カバラウスカスの前座でIBFライト級王者、リチャード・コミーVSテオフィモ・ロペスが指名戦としてアナウンスされた。
コミー
「試合の実現を楽しみにしています。MSGで試合をするのが夢でした。ここがボクシングの聖地だとおもっています。相手が誰でも一生懸命トレーニングして、ベルトを渡しません。」前戦でコミーはベテランのレイムンド・ベルトランを鮮やかにノックアウトしたが、ロペスは日本の中谷正義に苦戦した。
https://www.youtube.com/watch?v=Jh9HKiR-YVo
https://www.youtube.com/watch?v=mQN6zK88Gtc
32歳のガーナ人はその試合をあまり気にしていない。スタイルが試合を作るからだ。しかしまだ22歳と若いロペスに大きな挫折を与える決意は揺るぎない。
コミー
「ベルトランとの試合は私にとって最高のタイミングで素晴らしいものになりました。チーム一丸となって素晴らしい仕事をしました。ベルトランはまだまだ強いファイターです。私の力をみんなに示す機会を与えてくれました。試合では何が起きるかわからないので、対戦相手の過去の試合をあまり参考にしません。中谷との戦いでテオフィモは多くを学んだことでしょうが、私のアプローチは変わりません。最高の形でベルトを守るために出来る限りハードに練習します。」
コミーの長年のマネージャー、マイケル・アムー・ベディアコは世間のコミーに対するリスペクトが足りないことを嘆いているが、ボクシングのメッカであるMSGでの試合でその認識が変わると確信している。
ベディアコ
「これはテオフィモにとっても大きなチャンスなのです。人々はコミーに当然のリスペクトを払わねばなりません。彼は誇大に宣伝されてきた訳でもなく、一流のプロスペクトとみなされてきたわけではありませんが、苦労してベルトを獲得した世界王者です。いままでずっと世間の評価を得られませんでした。ロバート・イースターや他のライト級よりも扱いが低かった。12月14日MSGでの試合、ESPNでの放映、500万人の視聴者がこの試合を観る。リチャードにとっては素晴らしいチャンスです。」キース・コノリー共同マネージャーも同様の考えだ。
コノリー
「この試合はリチャードのキャリア最大の試合であり、この舞台でテオフィモ・ロペスを破ることを期待しています。この試合の勝利がリチャードのレベルを引き上げ、統一戦への準備になると確信しています。」プロモーターのルー・ディベラもコミーがロペスを倒すと考えている。
ルー・ディベラ
「コミーはライト級で最も過小評価されているチャンピオンです。テオフィモ・ロペスは若く素晴らしいファイターですがリチャードのような男とは一度も戦ったことがない。テオフィモとの試合はテオフィモがまだ発展途上であることが証明されるでしょう。12月14日にテオフィモ・ロペスの成長はまた中断されます。子供は自分の順番を待つ必要があるのです。」
中谷正義の素晴らしさ、強さに触れていない。
たった1試合で逆流するのが恐ろしいボクシング界です。
中谷戦前までは、リチャード・コミーなど美味しい踏み台に過ぎず、狙いはその先、ワシル・ロマチェンコを倒すことというムードで決まりだったテオフィモ・ロペスだがすっかり言いたい放題やり返されてしまいました。しかし言っているのはコミーではなく周囲だ。コミーは内心ニンマリだろう。
家族の問題とか、減量法で色々ごねて、テオフィモ・ロペスがこの日の試合に臨むかどうかはまだ未定ですが、自信は喪失しただろうが実力は変わらない、むしろ中谷戦で学んだことを練習で補えば強くなれるのだからあれだけ威勢がよかったのならば是非挑戦して欲しい。
以前は、テオフィモ・ロペスが有利だが、リチャード・コミーは手ごわいぞ。ノックアウトパンチャーでしっかりパンチを打ち抜いてくるぞとおもっていましたが、今はリチャード・コミーが有利だが、テオフィモ・ロペスの能力はあんなもんじゃないぞ
というムードでしょうか・・・
いやいや、個人的には未だにダウンを食いそうな雑さがみえるコミーよりテオフィモ・ロペスの方が完成度は高い、有利なのではとおもっている。ただやっぱり、誰かに圧勝して自信を取り戻してからになるのかな。体重大丈夫かな。
もしテオフィモ・ロペスが辞退するなら
リチャード・コミーVS中谷正義
で、ええやん。