ずっと追いかけようとおもってるので記録。
世界ランクは村田の方が上だが、キャリアも対戦相手の質も勝ちっぷりもこの男の方が上だ。
来年あたり勝負の年かもしれない。
[youtube]https://youtu.be/SrohohzYs5o[/youtube]
相手はここまで17勝3敗2分のニック・ブリンソンという選手。
アンドレ・ディレルや無敗選手に負けただけ。
この試合も課題をもって練習しているようでヒトロフはガンガン攻めず、距離をとり相手の実力を図っているような出だし。
ダッキングがうまいが、リーチが短くアウトボクシングでポイントをとるほどのテクニシャンではない。
ブリンソンの方が黒人特有の身体能力の優れた選手にみえなくもない。
しかし3ラウンドあたりからヒトロフの特徴であるプレスがはじまり、徐々に差がつきはじめた。パンチの音が違う。
ヒトロフは右ストレートの後体を流しそのままサウスポー状態からの左フック、ボディよよくみせる。最近よく見るこの攻撃だがヒトロフのサウスポーからの左は強烈だ。
最後は8ラウンド左フックからの連打で終了。
ブリンソンはいい選手だったが手打ちでパワーがなく、軽いジャブをコツコツともらっていたヒトロフ。
プレッシャーはきついが足とパワーを持ち合わせた選手だと捕まえきれずカウンターを食いそうでもある。
プレスをかけて重い連打を見舞って倒すという勝ちパターンが確立している。
やはりGGGの域ではないが、似た特徴があり、アンディ・リーやデビット・レミューよりはすでに強いかもしれない。
被弾はするんだけど頑丈なんだよな、たぶん。
いずれにせよ、村田よりは強くみえる。
これからも追いかけていきます。