三浦・村田の次試合の相手をチェック。
山中の次の相手は無敗だが、どっちかといえば三浦の相手、ビリー・ディブの方が萌える。
筋はいい元王者だからだ。
ビリー・ディブ
元IBFフェザー級王者
39勝(23KO)3敗
ルーツがどこなのか忘れたがハメド的風貌とファイトスタイルでビリーザキッドというニックネームで昔はたいそうなホープだった。大胆なスウェーバックや豪快な攻めで、たしかにハメド的才能を感じさせたが、所詮亜流で当時の王者スティーブ・ルエバノにユナニマス負け。ハメドと比べるとパワー不足な印象だ。
その後、王座決定戦で初回KOで戴冠も3度目の防衛戦でロシアンメキシカンといわれるエフゲニー・グラドビッチに僅か差負け、再戦ではラッシュの衰えないグラドビッチにTKOで散った。
即再戦になったからには初戦が何かの間違い、ディブの方がいい選手との期待値の高さからだろう。
そこから再起3連勝でディブはランセス・バルテレミ返上のIBFSフェザー級王座を無敗のホセ・ペドラサと決定戦が決まっていた。それがご破算?もしや回避しての三浦挑戦だとしたら舐められたものだ。
たしかにホセ・ペドラサっつうのがプエルトリコの無敗のオリンピアンで内山と引き分けたマイケル・フェレナスをユナニマスで下しているので強そうだ。三浦に変えたのもうなずける。
ディブというのは天才肌なので格下には強い。派手なKOも多くたいへんな天才君にみえる。
しかし相手レベルがあがると小細工は通用しなくなり才能が一気に霞んでみえる。
BOXRECの数値では三浦より長身らしいが実際どうなのだろう?Sフェザーという骨格には見えないが。
派手で華やかな試合が多く、天才的な動きも随所にみせるディブだが、相手が悪いといっておこう。
リングを動き回られれば、ポイントはディブがもっていくかもしれない、三浦が愚直にみえるかもしれない。
しかし三浦の重厚なプレッシャーとタイミング抜群の左右と必殺のボディを前にすればディブは12ラウンドもたないだろう。
ただVSセルジオ・トンプソンなんかを妄想するとディブなら軽くトンプソンに判定勝ちできるかもしれない。
それくらい速くて器用な選手ではある。
よってKOで三浦
判定でディブ
三浦の6-4である。
試合毎に力をつけている三浦、規格外のパワーを持つがいままで勝ってきた相手は王者レベルではない。
名のあるディブに圧勝すれば評価はさらにあがる。
しかしやっぱ、アドリアン・エストレージャとかじゃないのね
階級下の選手というのは帝拳のよく使う手だ。
映像の多さからも人気のほどが知れる。
[youtube]http://youtu.be/QRdO_pOdbGk[/youtube]山口とノーコンテストになったいわくつきの試合があるが、反則ではあるけどやっぱディブの方が強いよね。
こういう荒れた展開も苦手っぽいです。
ダグラス・ダミアオ・アタイデ
13勝(6KO)1敗1分
よく見つけてきたなという選手、無印。敗戦があるが謎の失格負け
前戦でジョン・アンダーソン・カバルホという選手とスプリットの引き分けを演じている。
このカバルホという選手の方が村田を査定するにはわかりやすかった。
ゴロフキン
マレー
ズビク
あたりと戦っているからだ。(全部負け)
映像でみると長身の黒人でブラジル人ぽくない。
大柄な村田より背は高そうだ。
スイッチヒッターで懐深いがスピード、パワーは並、怖いタイプではないだろう。
ほぼ全勝で来ているので格下に負けないくらいの安定感はあるが、世界ランカーには軒並み苦戦しそうなレベルにみえる。
若さと素質はよさそうなので映像だけで判断できないが、ヒトロフに負けないインパクトで今回は倒しにいって欲しい。
村田のアウトボクシングは眠たい。スタイルに全然マッチしていない。
恐怖を与えてぶっ倒して欲しい。