三浦隆司に勝ったもの同士のメキシカンのサバイバル再戦、勢いは若き王者のベルチェルトだが、津波のような連打と棒立ちガラ空きのアゴに危うさを残す。対するは打ち合い、激闘大好き、それしかできないバルガス、根性で三浦を逆転しサリドにも打ち勝った男が待ち続けた2年は報われるのだろうか。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | R | |
ベルチェルト | 10 | 10 | 9 | 10 | 10 | 10 | 59 |
バルガス | 9 | 9 | 10 | 9 | 9 | 9 | 55 |
2元中継が終わりやっと落ち着いて観れそうだがこの試合も激闘になるだろう。
ウィリアムスとナバレッテの勝利は順当ともアップセットともいえるがとにかく観てる側も疲れる大激闘であった。後ほどのダイジェストでもいいので必見です。今日の試合は激しい。
もう観る前から私は疲れている。
All action here in #BercheltVargas2! pic.twitter.com/hFiqV7PLoK
— Top Rank Boxing (@trboxing) May 12, 2019
1R
体格はほぼ同じだがベルチェルトが大きく見える。
バスケスがプレスをかけ美しく戦っているが
ベルチェルトが相変わらず何発返すのかというコンビネーションで
打ち返す。ベルチェルトのボディが効果的
もう激闘
ベルチェルト10-9
2R
もう火の出る大激闘になっている。
バルガスが前に出て先に打っていくが
打ち返すベルチェルトのコンビネーションの数、角度がいい。パンチが強い。
ベルチェルト10-9
3R
誰とも噛み合うスタイルなんだがベルチェルトの手数とパワーは異能だ。
バルガスが我慢して懸命に打ち合っている。
バルガスを支持したくなる。
ダメージもバルガスだろうが、ベルチェルトにはアゴに隙がある。
バルガス10-9
年間最優秀試合候補の打ち合い。
4R
バルガスは恐らくもう血まみれだ。
でもガードを固めて攻めていくのはバルガス
打ち返すベルチェルトの手数がえぐいけど。
バルガスは顔面の傷で止められる恐れがある。
試合自体はナイスファイトだが・・・
パワーがベルチェルト
ベルチェルト10-9
5R
ロープに押してるのはバルガスだが
手数とパワーで優勢なのはベルチェルト。
それでもバルガスがロープにつめてベルチェルトの顔面をクリーンヒットする。
バルガスは顔面をガードして接近戦。
ベルチェルトは下がりながら強烈なボディやフックの嵐。
これにバルガスがどこまで耐えられるか
顔面の傷はバルガスがひどい。
バルガスを応援したくなる。
ベルチェルト10-9
カスティージョが元気に観戦している。
6R
バルガスもナイスファイトをしているが
パンチの威力がベルチェルト。
バルガスは顔面だけ
ベルチェルトはボディもエグイ。
今回はバルガスのパンチがベルチェルトには効いてないようにみえる。
バルガスの突進の威力が減り、リング中央での戦い。
ベルチェルト10-9
7R
バルガス陣営の棄権
バルガスは引かないいいファイトをしたが
時の流れは非情で若いベルチェルトのパワーが接戦のようでいてずっと上だった。
バルガスは引退した方がよさそうだ。
ベルチェルトは左右のコンビネーションが強くて数も半端ない。
どこからでも強いパンチが打てる変わったボクサーだ。
しかしリズム、テンポが誰とでも噛み合うので
ロマチェンコやデービスは不利だろう。
伊藤雅雪よりも今は上だろう。
今日は観てる側も疲れる、痛い激闘ばかりでした。
ジャレット・ハードやガイブナザロフが負け、コロボフは引き分け、ドッグボーがリベンジするとおもった人も多かったとおもうが・・・
リアルなサタデーナイト(サンデーモーニング)でした。
いよいよ来週WBSS
その前に黒田頑張っておくれ。
マイカル・フォックスVSファズリディン・ガイブナザロフ
ガイブナザロフはリオ金だが、フォックスは190センチのスーパーライト級。前戦ではショージャホン・エルガシェフも苦しめた。みたら7ラウンドだが互角以上では?このガイブナザロフというのがゲイリー・アントワン・ラッセルに負けているのに勝ちにされた感じの選手で、当時はウズベキスタンに政治的優遇が明らかにあった。身長差が顕著でいきなりのフックなどの有効打はガイブナザロフも積極性はフォックスか。やっぱりフォックスがユナニマスで勝利し、五輪金が初敗北。パワーとサイズがイマイチなのでガイブナザロフは厳しいだろう。