戦慄のノックアウトファイトが観たいなら7月27日のゲルボンタ・デービスVSリカルド・ヌネスが必見だ。未来のスーパースター候補と言われるデービスだが対戦相手の質や試合ペースはイマイチといえる。今回の相手は無名の指名挑戦者、リカルド・ヌネス。敗北はあるものの一撃必殺の強打者だ。勇気ある挑戦、デービスに挑むアンダードッグにとっては自慢の拳を炸裂させるだけだ。
リカルド・ヌネスは7月27日にWBAスーパーフェザー級スーパー王者のゲルボンタ・デービスをノックアウトすると宣言した。
ゲルボンタ・デービスはそんなヌネスをあざ笑う。
デービス
「まじかよ、急いでインタビューを切り上げては走らなきゃ、ノックアウトするだって、奴が怖いよ、急いでトレーニングしなきゃ、ちょっとドキドキするよ。」パナマのヌネス(21勝19KO2敗)は7月27日にデービス(21勝20KO)の地元ボルチモアでリングに入ったらデービスは笑ってはいられないと誓った。指名挑戦者であるヌネスはデービスの無敗記録など少しも怖くないとアピールした。
ヌネス
「グレートな戦いになるだろう。我々はKO率がとても高い。デービスは俺より一つだけKOが多い。ノックアウトアーティスト同士のこの試合はアクション満載になるだろう。」デービスの世界戦のうち3試合が3ラウンド以内に終わった。5試合全てノックアウト、またはTKO。全体的なKO率は95%だ。対するヌネスは2010年のプロデビュー以来、83%のノックアウト率を記録している。
ヌネス
「話した通り、KO率が高い同士なので試合は判定にはならない。どちらかが間違いなく倒れることになる。」
海外の動画で、ゲルボンタ・デービスと井上尚弥ではどちらが現役最強の強打者かというものがあった。
[st-card-ex url="https://boxvideo.sports-web.net/world-boxing/10995" target="_blank" rel="nofollow" label="" name="" bgcolor="" color="" readmore="続きを見る"]自分は本音でおもわず
単純にパンチ力だけならデイビスより内山の方がかなり上を行くと思うけどという意見に同意。
本場のファイターはドーピング等ももうわからん。
と書いた。
もちろん、ボクシングに直結するドーピングは別として、マリファナ等の経験は絶対あるよね、なプライベートは悪童ぶりのデービスですが、試合では盤石のノックアウトを披露するのでしょうか、こんなところで挫けている場合ではない。
いつも、アンダードッグを応援する私としてはこの試合も当然パナマのリカルド・ヌネスを応援。同性同名が多くて動画を探しづらいけど、この試合の決定のおかげでハイライトが作られました。
脚の動きが足りないけれど、強打は余りあります。
先週もこういうアップセットが多かった。
https://www.youtube.com/watch?v=WTs2cLSfVws
このシーンだけじゃなくその前が観たいのだがみつからない。勝ったグティエレスの口は血まみれだった。
WBAレギュラー王座はアンダードッグのアンドリュー・カンシオが、強いとおもわれたアルベルト・マチャドを強烈に返り討ちしたばかり。強い王者にも意外な綻びはある。中谷のアップセットとともにヌネスにも期待したい。勇気ある挑戦が実りますように。
https://www.youtube.com/watch?v=INkwl5XPUmM