変な結果だったようです。
私の好きなおじいちゃん顔の強打者、バロッソさんは一時期負けが込んで、年齢的にももう無理な位置に落ちましたが、強打を武器に復活してきました。この試合はもともと、王者のアルベルト・プエジョの防衛戦でしたが、ドーピング失格で前座に出る予定だったバロッソさんにチャンスがまわってきました。
そしてロメロ、前戦でタンクにKO負けしているのに、いきなり一階級アップで世界戦は恵まれていますし、この試合も3回にダウンを食らい、決着の9回までスコアで劣勢でした。
9回のレフリーストップは不可解で、最初のダウンは押し倒したものですし、ストップされるほど劣勢になっているわけでもないのにレフリーが割って入り、ここまでのバロッソさんの健闘、勝ちペースを台無しにしてしまいました。
トニー・ウィークス
キャリア豊富な信頼出来るレフリーという認識でしたが、ロメロの世界戦の経緯といい、このストップといい、やっぱりなにかあるんだな、このビジネスの裏側は。ロメロを勝たせたい思惑がみえます。
バロッソさんが40歳を過ぎて遂に世界王者になれそうでしたのに気の毒です。
そういう気の毒さが顔に出ているのですが・・・
その他、カシメロVSンギーチュンバ
ジェイソン・モロニーVSビンセント・アストロラビオ
など、結果は順当も、なんとも煮え切らない試合が続いた週末だったようです。
まぁ、所詮、みな、その程度の実力ということなのでしょう。
このくらいスカッとする試合がいいです。
アリムハヌリを勝たせたい思惑は何もないですが、実力でこの位置にいます。
負けたバトラーは村田とやった選手ですが、世界に再挑戦するほどの結果は残していませんでした。
まぁ、こんなもんだろう。