次世代のスーパーライト級エースと期待されているプロスペクト。次戦、ビクトル・ポストルとの試合が決まっている。
その勝者とマイク・リードを圧倒したホセ・カルロス・ラミレスVSアミール・イマムの勝者で王者決定戦である。
レジス・プログライス
20勝17KO
アマ
87勝7敗
アマではウェルターで戦っており、エロール・スペンスに負けている。
ルイス・オリバレスという選手にも2敗である。
こっちもホープやんけ。やっぱスペンスに負けているが・・・
べた足、すり足、ボディワークのみでパンチをかわし、自分だけ当てる。ジャレット・ハードにも共通するフェリーシェルサウスポーといえる。少しロマチェンコ的でもあり、ポジショニングを変えて、コンパクトに引き締まったパワーパンチを当てていく。効率的なボクシングだ。そしてパワーがある。
アマでは国内トップをとれなかったものの、倒しっぷり、圧巻の試合内容から、とても期待されている本命といえそうだ。
好きな選手は
マイク・タイソン、ロベルト・デュラン、ヘンリー・アームストロング、パーネル・ウィテカー
デュランとウィテカーがボクシングのベースだそうです。
だから、対戦相手は俺に勝ちたかったら、彼らがヒントだそうです。
プログライス
「相手を研究しません。それはコーチの仕事です。クロフォードが最終標的ですが、彼が出来なかったポストルをKOしたらアピールするつもりです。クロフォードのようにSライトのベルトを統一してから階級を上げたい。」トレーナー
「多くの選手はエゴが強く、人の意見を聞き入れる耳をもたないが、プログライスにそのようなエゴはない。誰からも学ぶ姿勢があり、取捨選択できるのです。そこが素晴らしい。」
かなり期待値の高いプロスペクトである事が伺えます。映像をみれば、ファンをエキサイトさせるスタイルを持っているといえます。
プログライスのボクシングが、自分が言う、フェリーシェルなのか、ジャレット・ハードのような”密着型コンパクトボクシング”なのか・・・単なる自分の印象なのでわかりませんが、こういうスタイルが成功すると考えさせれれるものがあります。モーション型のメキシカンスタイルと正反対の省エネアクションスタイルとでもいうか、ひとつのトレンドと言えそうなボクシングに感じます。
たしかに、無駄なく強い。試合もエキサイティングだなとおもいますが、これが無敗で勝ち続けると、ちょっと困る。このボクシングは確実に自分の方が速いか、反応がいいか、プレスが強くないと機能しないのではないか?逃げ場なく追い詰める、鬼ごっこの鬼側のボクシングだ。
個人的には、超メキシカンなホセ・カルロス・ラミレスの古風なファイトが好きなのでこっちを応援します。実現したら、過去と未来の戦いとみなします。心の中で。
フラナガンVSフーカー
リピネッツVsマイキー
レリVSバルテレミ
岡田、バランチェク、サウセド、セペダ、ポストル、トロヤノフスキー、ジョシュ・テイラー・・・
その他、いつの時代も激戦区です。
2018年は誰が頂点を極めるでしょうか?