こういう状況ならラミレスよりプログレイスを応援しよう。そしてかませ犬のベラスコにも勝てばチャンスが広がります。普通に強い、いいボクサーなのです。
予定通り、レジス・プログレイスVSファン・ホセ・ベラスコの勝者はWBSSスーパーライト級トーナメントに参加します。WBSSは火曜日にこの試合の勝者が参加することをアナウンスしました。7月14日にプログレイスがベラスコを倒すことが期待されています。
この試合はESPNで放映されます。
プログレイス
20勝18KOベラスコ
20勝12KOプログレイス
「ハングリーである方がいい。俺は戦いに飢えている。140ポンドで最高のファイターである事を証明したい。WBSSトーナメントに参加するのは間違いない。ボクシングにとって最適で最高の舞台だ。」対戦者のベラスコ31歳は29歳のプログレイス戦で試される。この未知なるアンダードッグはプログレイスの地位を奪うつもりだ。
ベラスコ
「プログレイスに勝って自分がWBSSに参加し優勝することを楽しみにしている。素晴らしい舞台だ。一人の絶対的な王者が生まれる最高の機会だ。」
WBSSでは
キリル・レリVSエドゥアルド・トロヤノフスキー
アンソニー・イートVSイバン・バランチェク
が決まっており、ジョシュ・テイラーの参加も確定している。
先に発表されたバンタム級より順当に参加選手が決まっています。
キリル・レリ
エドゥアルド・トロヤノフスキー
アンソニー・イート
イバン・バランチェク
ジョシュ・テイラー
レジス・プログレイス
が確定で
モーリス・フーカー
ライアン・マーティン
が噂されています。これで8人です。
フーカーは日本の岡田やアレックス・サウセドも狙っているのでどうなるかわかりませんが本人に参加の意思があるようです。海外でもここに参加しないホセ・ラミレス(ボブ・アラム)は逃犬だと嘆かれています。
個人的に応援するのは、レリやバランチェクのベラルーシ勢と書きました。日の当たらないベラルーシのボクサーが2人もエントリーしているからです。
しかし優勝候補となると、大柄で評価の高いジョシュ・テイラーや、何といっても底知れぬこのプログレイスでしょうか。プログレイスはテイラーと比べると10センチくらい小さいかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=2Vzhqbghzg4
ふてぶてしいほどに強いですが、黒人とも白人ともいえぬプエルトリカンのような独特の風貌。顔もどこか地味なので、試合で人気を得ていく選手でしょう。ミーハー人気、アイドルボクサーの類じゃないです。米国で大手に囲われた選手じゃないからこうしてWBSSに出れるのかな。
ラミレスの指名挑戦者、暫定王者の位置にいますが、やってくれないならもっと高い頂に進んでいこうという気概が素晴らしいです。この男は自分を信じ切っており、相手は誰でもよさそうです。本当はテレンス・クロフォードに挑みたかかったくらいの男です。彼が去ったなら、彼より明白な形でこの階級の統一王者になりたいんだそうです。
その他、大柄なモーリス・フーカーやライアン・マーティンなども参加すれば、欧州米国の力関係もわかり興味深いです。
しかしその前に
ファン・ホセ・ベラスコ
https://www.youtube.com/watch?v=QSVXao7snSE
来歴は知りませんが、いいボクサーじゃないですか。
こういう未知の伏兵にも平等にチャンスが開かれているWBSSは本当に素晴らしいです。
しかしプロセスはルーズで公式に何も目新しい情報がないのはいただけません。
問題は金なんでしょう。
バンタムだって、底知れないガバリョやパンチャーのダスマリナスなどが強いかもしれませんしね。
一体誰が出るんでしょうかね。3人しか確定してませんよ。