自分の好きなスタンスでボクシングマニアで居続けようと決めた夜?なので昨日の日本人世界戦は見ませんでした。
結果のわかる相手を呼んでやるのはもういいです。
最近一番面白かった試合がこれ
色々な背景含め面白かった。
ティモシー・ブラッドリーはマニー・パッキャオに土をつけたことにはなってるけど95%が負けと言われた試合。
人気ない中でついにパッキャオに勝利(形だけ)の栄光を掴んだにも関わらず益々人気なくヒール扱いに・・・
この試合は本来ならもっとビッグネーム、ビッグマネーファイトを主役で迎えるはずだったブラッドリーなのに、相手がおらず仕方なしに組まれたような相手、試合であった。
パッキャオ戦の評価をくつがえすため、勝ったのは実力だと示すため、強い己をみせるため、やや攻撃加重にシフトして臨みました。
ところが相手が悪かった。
スピードやテクニックはブラッドリーと比べるべくもないが、タフでパンチ重く勇敢な挑戦者、ルスラン・プロボドニコフは猛者でありました。
プロボドニコフにキャリアがあればブラッドリーをノックアウトしていたのではないでしょうか。
こういう選手に惹かれます。
なんでもプロボドニコフはパッキャオのスパーリングパートナーを務めていたそうで彼と同じ、アグレッシブにしか戦うことのできない熱いファイターであるようだ。
タイトルはとれなかったけれどインパクト絶大だった。対戦相手に呼ばれない、たとえ試合が組まれても相手はランナーに徹するしかないであろう。
辛うじて勝ち残ったブラッドリーは
「パッキャオよりずっと強かった」
と語った。
あれだけボコボコ、フラフラにさせられればそう言うしかないだろう。言い訳にも本音にも聞こえる。スタイルが試合を作る、いつもの塩スタイル捨てて倒そうとしたから痛い目にあったのだとおもうが・・・
先日、ダニー・ガルシアに負けたザブ・ジュダーは
「ガルシアも強かったがマティセはもっと強い、あれに勝った俺はすごいとおもうよ」
とマティセを異常に持ち上げた。
ガルシアに失礼だが、ガルシアVSマティセが実現しマティセが勝つことで己のプライドを誇示しているのだろうか?
当のマティセは来週、レイモント・ピーターソンとの大一番が決まっている。この試合は簡単ではないだろう。
アミール・カーンはピーターソンが勝ち残るだろうと語っている。負けた相手を立てることで己を誇示しているようでもあり、マティセよりはピーターソンと戦いたい、おいしいところだけ持っていきたい思惑を感じさせる。
色々、意地はって語っておりますが、応援するならガムシャラで勇敢で失うものなきプロボドニコフやマティセのような男だな。
でも今回の試合、ブラッドリーも見直しましたよ、墓穴掘ったが男の株を上げた。
たぶんメイウェザーはプロボドニコフやマティセのようなタイプとはやらないだろう、格が違うぜとか言って。
ブローナーなんかよりもプロボドニコフやマティセ、ブラッドリーの方が強い
メイウェザーを攻略する夢すら持っている、デイフェンステクはすごいのに今回無理に打ち合ったブラッドリーも含めて・・・
なんておもうのは僕だけだろうな。