アンソニー・ピーターソン34歳、37勝24KO1敗、敗北は約10年前にブランドン・リオスに失格負けのみ。これでも一度も世界挑戦できずにいる。この階級は猛者ばかりだが、なんとか悲願を。対するは元王者のベテランメンデス。過去の選手になりつつあるも、ここ数戦強敵を連破し復調の兆しをみせる。渋いサバイバルマッチ。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | R | |
ピーターソン | 10 | 9 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 9 | 9 | 9 | 96 |
メンデス | 10 | 10 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 10 | 10 | 10 | 95 |
既にはじまっていました。
2R
メンデスは内山、三浦時代の王者という印象ですがまだまだ強い。
アンソニーがジャブで動き回るも、前に出て追い込むのはメンデス。
初回は観れてないので10-10
メンデス10-9
3R
前に出てプレッシャーをかけるのはメンデスでも
足を使って的確なパンチを返していくのはアンソニー
アンソニーはスタイルもラモンにそっくりだ。
上手いけど若干パワーレスでクラシカル。
ピーターソン10-9
4R
メンデスがプレッシャーを弱めて
中間距離の技巧対決を選択。
素晴らしい技術戦だが若干メンデスのパワーが上か
とおもわれた終盤にアンソニーがメンデスをロープにつめて連打
拮抗したいい試合。
ピーターソン10-9
5R
互いにスーパーライト級でもトップレベルの実力があるが
今の激戦区の階級では決定力不足か。
素晴らしい白熱の拮抗した技術戦。
メンデスの方がパワーがあるが、ピーターソンの方がディフェンスが上手く
メンデスをロープに詰めてラッシュするシーンを作る。
拮抗している。
ピーターソン10-9
6R
体格もパワーもメンデスが上だが
メンデスの攻撃を空転させてパンチを返すアンソニーの方が精度がいい。
しかしアンソニーもメンデスを怯ませるほどの攻撃は出来ていない。
ピーターソン10-9
7R
兄のラモンが控室でずっとアンソニーの試合を見守っている。
パワーのメンデスと正確性のアンソニー
どっちが先に強打を当てるかな。どっちにも転びそうなクロスファイト。
メンデスの方がいいくらいなのだが、必ず一度はロープ際でラッシュされる。
捌いてはいるがこれが採点に影響を与えそう。
アンソニーはパワーで劣っているので凌駕できないのだが
ピーターソン10-9
8R
アンソニーもラモンも教科書、手本のようなスタイルだが
意外性がなく若干パワーレスなのかな、個性に乏しい。地味。
体力、パワーで勝るメンデスが追いかけるも、上手く足を使っていなして
打ち返すのはアンソニー。
毎回僅差なのにアンソニーに偏るので
メンデス10-9
9R
メンデスとしては一発当てて均衡を破りたい。
アンソニーとしては今の若干技術勝ちしているファイトが精いっぱいか。
メンデスの方が余力があるのに空転させられている。
ハイレベルで拮抗したスパーリングのような試合。
メンデスの空転が目立ったが攻勢はメンデス。
アンソニーは捌くだけで反撃できていない。
メンデス10-9
10R
メンデスが倒しに行くも足で逃げ切りを図るアンソニー。
アンソニーの方が余力がないが前半の貯金とスキルで逃げ切ったか。
メンデス10-9
両者共に世界挑戦しても善戦するレベルにあるだろう。
まだまだ速く、強い。
しかしメンデスは若干雑でパンチが当たらず
アンソニーは没個性でパワーレス
少し足りない、今の強力なスーパーライトの頂には届かない実力者同士ともいえる。
スキル差で少しだけアンソニー有利かとおもうが
後半は明らかに押されていた。
メンデスはサルガドをノックアウトして王者になった元スーパーフェザー級の王者だったとおもうけどスーパーライト級でも立派にやってるな。まだまだ強い。
会場は95-95
96-94ピーターソン
96-94メンデス
95-95
やっぱりドロー。
ナイスファイト。
37勝24KO1敗1分
これだけやってもピーターソンの悲願、世界挑戦はまた遠のく・・・