マイダナ2試合総額5億円?しかし変わりようがなかった。
7ラウンドから見たのでよくわからないがほとんどメイが逃げてマイダナが追えず、接近戦はクリンチという内容。
メイウェザーはいつにもましてピョンピョンとフットワークを使っていたがほぼバックギア。
ボルテージ最高潮の最終ラウンドは特に顕著に逃げ回った。
これが、スポーツ世界一稼ぐ男かとおもうとゲンナリだ。
スタイルが試合を作るのはよくわかるが、カーンやブローナー戦の方がマイダナはよっぽど苦しかっただろう。
メイはただただ掴まらない、クリンチ・ホールド地獄の持久戦だった。
メイウェザーはキャリア最期を迎え、益々無敗であることの拘りを選択したようだ。
口とは裏腹に毎回判定、ダメージ受けないかわり相手にもさしてダメージを与えない。
序盤でリードを確立したらあとはリスク回避に徹する。
まさに、ボクシングのルールが生んだ、逃げるが勝ちスタイルの権化だ。
マイダナがロープに追いつめると、もうマイダナがパンチを打つ前からディフェンスしている。
益々負けにくいスタイルだとおもうと共にもう相手を打ちのめす余裕がないような印象も受けた。
とにかく両者に意外性がなさすぎて退屈なビッグマッチだった。
この年でここまでセーフティーな試合ができることは称賛に値するが
ボクシングで一番大事なエキサイティングが欠けている。
どうせこうなるなら、マイダナは顔面を捨てて全てボディに的を絞ればよかったのに。
実現しないだろうが
GGGやキース・サーマンの方が美しさ、迫力・・・魅力満載だ。
たぶん時期を逃していまさらという時にパッキャオとやるだろう。
その時は今日以上に逃げるが勝ちスタイルだろう。
その他
見てないけどレオ・サンタクルスが防衛成功。
いい試合が決まらなかったのだろうが、相手は元スパーリングパートナーだそうで
何の不安もなかったろう。
リコンドーとやる義務があるとおもわれる。
山中と言わないから誰か・・・
日本人VSサンタクルス
見てみたい。
塩先生バスケスが陥落
結果を見るとスプリットである。
たぶんいつものソルティースタイルだったろうがジャッジがそれを支持しなかっただけだろう。