リコンドーにエリミネーター、この試合はレイ・バルガスVS亀田和毅の勝者に対する挑戦者決定戦だが無事に履行されるのだろうか。38歳、長谷川穂積より年上である。WBA時代のような不遇に合わぬことを願う。同時に実力者の元世界王者でありながら明らかに不利といわれるこの試合を受けたセハの勇気に敬礼。アンディ・ルイスやエルウィン・ソトのアップセットに続きたい。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | |
リコンドー | 10 | 10 | 9 | 10 | 10 | 9 | 9 | 67 |
セハ | 9 | 9 | 10 | 9 | 9 | 10 | 10 | 66 |
Rigondeaux lands a BIG left hand on the chin of Ceja, ending the fight in RD8. #RigondeauxCeja #PBConFOX pic.twitter.com/ihV9k1GoUX
— Premier Boxing Champions (@premierboxing) June 24, 2019
1R
体格はセハの方がやや大きく厚みもある。
リコンドーが足を使わず正面から打ち合いを選択
力強いパンチを放つがセハの強打もブロック越しに食う。
面白い試合をしようという苦渋の決断かスタイルを変えている。
セハにもチャンスある戦い方。
リコンドー10-9
2R
リコンドー、あまりにも真正面から打ち合っている。
これでいいのか。ボディをノーガードで打たせたりしている。
セハはローブロー気味のボディが効いてやや苦しいが
自分の土俵でリコンドーが戦ってくれるのでやりやすい。
望みがある。
リコンドーはこういうファイトをしないと人気が出ないと言う決意か。
リコンドー10-9
3R
やや足を使うようになったリコンドーだが
ディフェンスはブロッキングで対応している。
セハのコンビネーションも当たっている。
時折みせるリコンドーのタイミングは素晴らしいが
セハとガッツリ打ち合いをしており、セハのパンチも重いので怖い戦い方。
リコンドー、これでいいのか、やや危ない。
セハ10-9
4R
ブロックアンドリターンでいつものリコンドーと全然違う戦い方。
両者にローブローの注意。
リコンドーのアッパー等の方が精度は高いが
セハ得意の打ち合いで危ない戦い方をしている。ヒヤヒヤする。
リコンドー10-9
5R
頭をつけた打ち合いに終始。
リコンドーの方が上手いがセハのタフネスもスキルも発揮される展開。
離れるとリコンドーに安定感があるが、危険な打ち合いを選択していく。
セハはアッパー等打たれるがタフ
リコンドー10-9
6R
セハの土俵で好きなだけ打たせて
打ち返すパワーファイトのリコンドー
色々省略して力強く倒そうというリコンドーの人気のために色々捨てた悲しい選択のような気がする。
終盤セハのコンビネーションが当たった。
セハ10-9
7R
リコンドーこの戦い方でいいのか。
実況ではセハが2ポイントリードしている。
もう互角の打ち合いになってしまった。
そしてセハの方が手数が多い。
リコンドーは自分のスタイルを捨てた新たな挑戦になっている。
セハ10-9
8R
リコンドーみたいなベテランが負ける
危険な展開になっている気がするが
このファイトで次につなげることはできるのか。
両者にローブローで減点。
ここから仕切り直しと考えた方がいい。
手数で大きく劣り、リコンドー危なくなってきたところに
少し距離が空いた瞬間リコンドー渾身の左フック一撃でセハダウン。
これまでのダメージも考慮してレフリーは一発ストップ
リコンドーのTKO勝利
いやぁ、リコンドー危ない試合だった。
キャリア残りの集大成で積極的で派手な打ち合うファイトを決意したのだろうか
セハの得意な足を止めた打ち合いに終始つき合い、かなり打たれた。
細かいところの巧さはキャリアの成せる業だが、危なかった。
これは劣化なのか
いままでの不遇を解消すべくのスタイルチェンジなのか
たしかに内容はドキドキするもので派手なノックアウトで
観客を楽しませる試合にはなったが・・・
次はいつもの盤石スキル、フットワークなど、混ぜて欲しい。
心臓に悪い。
リコンドー
「みんな俺は自転車に乗って走り回るだけと言う。だから俺だって接近戦が出来ることを示そうとしたんだ。何ラウンドか打ち合って左で試合を終わらせたまでさ。」