週末、世界ではここで書ききれないほど注目の試合があったりします。アラブではムハマド・ワシームVSガニガン・ロペスなどもありました。
せめてここでは有名どころの展望を・・・
デオンティ・ワイルダーVSルイス・オルティス再戦
[st-card id=19230 ]ワイルダーもジョシュアも本来の力を出せば再戦で勝てるとおもっているが、彼らはもう技術的な練習よりひたすら走り、無尽蔵のスタミナをつけた方がいいのではないか。破壊的なパワーを持つ反面、スタミナ消耗でエネルギーロス、動きが落ちる度合いが激しい。
DAZNとの巨額契約やWBCのフランチャイズ王者を拒否、オルティスとの再戦を逃げないワイルダーの態度を見直しているが、彼も既に34歳でいつ陥落してもおかしくない。
スキルではオルティスが勝るとおもうが、本当は45歳、50歳なんじゃないかといわれているオルティスにキレキレの動きが見られないようならワイルダーの右が炸裂して再びのKO決着か。
しかしやっぱりキューバ初、サウスポーのヘビー級王者、オルティスの戴冠に期待し応援する。キャリア最後のチャンスに賭ける。
エマニュエル・ロドリゲスVSルイス・ネリー
[st-card id=96278 ]ロドリゲスの正統派で美しいボクシングに期待しつつも、怪物性を秘めたネリーを軽視できないという気持ちが現れたアンケート結果。それでも本場より日本はロドリゲス寄りだろう。
マニーは少し遅いと言うネリーだが、ネリーの方が遅く大振りなので、ロドリゲスのコンパクトなコンビネーション、カウンター、井上戦の反省を踏まえたディフェンス、総合力が上回ると信じて見届けたい。パヤノは脇が甘いので出来なかったが、脇を絞り、インサイドに突き刺すロドリゲスのパンチは当たるとおもう。
井岡VSパリクテのように後半になればロドリゲスの緻密さが上回る?
アンドリュー・カンシオVSレネ・アルバラード
[st-card id=95559 ]叩き上げ同士の渋い世界戦。共にしぶとい。ただでは負けない。カンシオの事をあまり知らなかったがかなり強打者だ。ブランクを経てボディワーク、ヘッドムーブ、コンビネーション、ボディ打ちなど新しい技術を進化させ、強くなったんだろうとおもう。マチャド戦の勝ちっぷりをみるとジェスリル・コラレスにも勝てるだろう。カンシオを推す。
アンダーには中国の徐VSロブレスⅢ、無敗のウェルター級、ラシディ・エリスらが登場。
ブランドン・フェゲロアVSフリオ・セハ
[st-card id=52162 ]フェゲロアは既に世界王者なのだろうか。セハはリゴンドーといい試合をしたからこのチャンスを得たのか、決して落ち目ではない。実はエマニュエル・ナバレッテ一強、そこにムロジョン・アフマダリエフが絡んできそうなスーパーバンタム級にもう一人規格外の選手がいるとしたらフェゲロアかもしれない。その他は少し小粒な印象だ。兄より弟が本命だった?フェゲロア推し
カラム・スミスVSジョン・ライダー
[st-card id=89719 ]スーパーミドル級ナンバーワン評価を下すにはまだ早いスミス、元から評価高く最近の勝ちっぷりは素晴らしいがホルツケン戦の出来など信用に足りない部分がある。細身の長身なので耐久力に疑問が残る。ライダーは4敗している叩き上げだが、バイクに乗っているのだろうか、それが気になる。サウスポーのカネロのごとく重厚で最近いい勝ち方をしているだけに、距離を克服できれば手ごわい相手だ。かなりの身長差。
”ライダーは4敗している叩き上げだが、バイクに乗っているのだろうか、それが気になる。” Share on X私がスポンサーならライダーが勝ったらバイクをプレゼントしよう。
レオ・サンタ・クルスVSミゲル・フローレス
[st-card id=89552 ]これはもうアンダードッグのフローレスの奮闘、アップセットに期待するしかないが、サンタ・クルスの前戦、ラファエル・リベラの再現がいいところか。パンチャーでない相手に対するサンタ・クルスのブロックは固い。判定までは粘るとおもうが勝つまでは・・・