話題に事欠かないボクシングの世界シーンですが先日のSウェルターの余韻でもうひとつ。ハード、チャーロ、ララが勝ち上がりましたが、この3人だけではありません。
両者、合意のようなので、チャーロVSハードの勝者VS第一人者のララという流れが自然のようです。十分楽しめます。
チャーロ
「皆、ルビンを過大評価し大げさに騒いでいたが、俺は静かに黙っていた。ルビンが勝つと言っていたが、俺が何をした?皆、間違っていたね。」
チャーロがカネロやGGGを超す次世代のスター候補として躍り出たが、弟のジャモールのように階級を上げたり、以下のボクサーを乗り越えていく必要があるだろう。
エリスランディ・ララ
ジャレット・ハード
デメトリアス・アンドラーデ
マシエ・スレッキ
とここで名前の出たスレッキから、まだいる刺客を追っていきたいとおもいます。
マシエ・スレッキ
アマ110勝30敗 3度のポーランドジュニア王者
プロ
25勝10KO
ポーランドのミドル級王者らしいが、世界ランクではSウェルターにクレジットされている。ウーゴ・センテノJRを倒しているのでミドルの選手と認識していたが、両方いけるみたいだ。
[st-card id=9593 ]アル・ヘイモンと契約したので本場での活躍もOK。10月21日に元王者のジャック・クルカイとの試合が控えています。これ注目ですね。村田と同じ日になるとおもいます。
KO率よりパンチャーに見えます。ここがダメという欠点も見当たらない。風貌から、速いジョージ・グローブスみたいです。アンドラーデともいい試合をしたクルカイを破り、存在を知らしめて欲しいです。
ハナティ・シラム
25勝20KO
カナートイスラム
カナツェイスラム
哈那提·斯拉木
名前がわからん。中国人なのかカザフ人なのかもわからん。
北京や世界選手権銅メダルはじめ、アマではララに匹敵する実績を誇る。
WBSではデレビヤンチェンコなどに4敗ほどしているようです。
無敗ホープのカナダ人、ブラントン・クックをKOし、挑戦は時間の問題でしょう。後はチャンスをどう掴むかだけ。もろに東洋系で技術ある突貫ファイターです。ララやチャーロやアンドラーデのような黒人アスリート系の鬼門は恐らくこういう頑丈ファイターでしょう。スピードやキレに屈するのか潰してしまうのか、ルビンのような事にはならない気がする。
ブライアン・カスターニョ
14勝10KO
ご存じ、WBA暫定王者。アマではスペンスに勝ち、WSBではデレビヤンチェンコにも勝った。明らかに小さいのにだ。攻撃は最大の防御並みに超ハイペースで飛ばす俊才でカネロより華がある。その勢いで天才アスリート型の難関ミシェル・ソロも下した。
もっと注目されていいボクサー、スタイルである。
が、やっぱりサイズが小さく、パワフルでエネルギッシュにみえてもウェルターかSライトのそれにみえてしまう。
ナサニエル・ガリモア
19勝16KO1敗1分
https://www.youtube.com/watch?v=mraCnX3pC_U
https://www.youtube.com/watch?v=EbhwMIpmdoc
ジャマイカ発の身体能力が不気味な選手。決してトップホープではなかったが、全勝のジェイソン・ロサリオや、長身ホープのジャスティン・デローチを倒して勢いがある。どっちかといえば両試合ともホープの踏み台、番狂わせ的な勝利である。
結構食うけど、身体能力とパワー、耐久力はすごそうだ。
素質はすさまじい。
マゴメド・クルバノフ
12勝9KO
熊のような狩りこみパンチを持つ、ロシアのギャングじゃなくてエリートボクサー。若いのに風貌もパワーも満点で米国に対抗するのはロシアだとおもって期待しているが、最近対戦者の質があがり、冴えない。
彼以外にも素晴らしいロシア圏のホープは多数いる。
誰が、上位3人のサークルをぶちのめすだろうか?
アレクサンダー・ベスプーチン
7勝5KO
ウェルターとSウェルターの両睨み。ウェルターでクレジットされている。薬やってるんじゃ?というくらいのおっさん化とバトルサイボーグのような超人的な動きをみせる注目株。トップアマ出身。
小柄だけど目が離せない。
セドリック・ビトゥ
46勝19KO2敗
ジャレット・ハードの指名挑戦者。2敗してるが昔SDとMDなので完敗はない。
ソロが一歩後退(惜しかったけど)した今、フランスの切り札だろう。
まだ、いそうですが、上位で個人的注目は以上になりました。
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