前記事のコメントで出てきた人。
スペンスが挑戦者決定戦を制し、2位(1位空位)3位がこのポレマノフさんです。
ブルックの先行きが不透明なので、とりあえずベルトを、他団体王者が逃げるならこのポレマノフさんに資格があります。
ダニー・ガルシアは逃げそうだし。
一応チェックしておこう。
スペンスのすごさを強調してますが、当然僕のようなオタクは無名ロシアンを応援している。
形だけだと、ダニエル・ジェイコブスVSディミトリー・ピログのような試合の再現を期待している。
コンスタンチン・ポノマレフ
30勝13KO無敗
立派なキャリアです。
しかも中身はスペンスよりすごいかもしれない。
無敗ホープのミカエル・ズースキ、アマでアンドラーデやダニー・ガルシアを破っている、同じく無敗のブラッド・ソロモンにも競り勝ちこの位置だ。
特にソロモンは年だが個人的に期待していた選手だ。エリスランディ・ララとのスパーでも互角にやりあっていた。
ロシアでこのレベルだとアマ歴は十分なんだろうが、ちょっと調べた程度では出てこなかった。
さて、一体どんな選手だろう?
https://youtu.be/dXxzj93D_Zc
https://youtu.be/LOcaKFf1dCQ
うーん、想像してたのと違ーう。
のろいし、やや変則だ。ジャブが伸びる割に泥展開が得意っぽい。オーソドックスだが、身体を瞬時に入れ替えてスイッチも多用する。
ここは大好きだったピログと同じだが、洗練された感じは全くない。
しかしこのスタイルで無敗のトップアマたちを攻略してきたんだな、動きが読みにくく相手の力を出させないようなところがある。
スピードもなくパワフルにも見えないが戦績以上にパワーはあり、ジャブが結構な武器となっている。変な当て勘、はずして打つ勘もあり遅いストレート、ジャブのヒット率は高い。ポノマレフペースに付き合うとあれれという感じで力を発揮できずラウンドを消化してしまいそうだ。
見た目だとスペンスの方がずっと俊敏でパワフルで強そうだが、歯車が狂うとどうなるかわからないタイプだ。
そして、この見事なキャリアと地味なスタイルに隠れているが、実は23歳とスペンスより若くこれからどう化けるかわからないところもあるなぁ。
まだ少年のような顔だち。スタミナやタフさは結構すごそうだ。
決して好きなタイプのロシアンスタイルではなかったですが、こういう相手に勝っての30戦無敗。
挑戦の資格は十分で、チャンスを掴んで欲しいものです。