ルイス・ネリーの事は、もう放っておいてもいいかもしれない。
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コネチカット州アンキャスビル - ルイス・ネリーの初のスーパーバンタム級王座決定戦は、多くのボクシング関係者が予想していたほど簡単なものではなかった。
サウスポーのネリーは、アーロン アラメダのジャブに苦しめられ、自身のパンチも多くヒットしなかった。それでもアラメダ(25-1, 13 KOs)を12ラウンドで全会一致の判定で破り、WBCのスーパーバンタム級王座を獲得し、王座統一戦に向けて動き出した。
ネリーは次の対戦相手の候補として、WBAレギュラー王者のブランドン・フィゲロアを挙げた。フィゲロア(21-0-1, 16 KOs)は、土曜日の夜の同カードでダミアン・バスケス(15-2-1, 8 KOs)を圧倒し、10回レフリーストップで勝利した。
ネリー
「スーパーバンタム級では間違いなく多くの良いファイターがいる。ブランドン・フィゲロアの名前が出てきたが、アル(ヘイモン)に確認して、次の試合に向けて準備をしていくつもりだ。フィゲロアの試合を見た。彼はとても良いファイターだ。フィゲロア戦に向けて、しっかりと準備しなければならない。」WBCは元王者のレイ・バルガスが骨折から回復すれば、ネリーにバルガスとの対戦を命じる可能性が高い。バルガス (34-0、22 KOs) は、WBCスーパーバンタム級王座を5度防衛しているが、足の骨折により休養王者と認定された。
いずれにしても、ネリーはヘイモンのプレミアボクシングチャンピオンズに所属するスーパーバンタム級のファイターの中で多くの選択肢を持っている。フィゲロア、バルガス、WBO王者アンジェロ・レオ(20-0、9 KOs)、元IBF/WBA王者ダニエル・ローマン(28-3-1、10 KOs)は、すべてPBCボクサーだ。
ネリー
「スーパーバンタム級では誰でもOKだ。ビジネスとしての条件が理にかなっている限り、我々は誰も恐れない。」
すっかり、選択肢豊富な王者様だが、ネリーはPBC専門でやっていくのかな。エリミネーターが行われた限り、次はダニエル・ローマン、怪我が回復すれば、レイ・バルガスとやらねばならない。それが筋だ。
しかしその他の選択肢の多くもPBCであり、フィゲロア、アンジェロ・レオ、ステフォン・フルトン、ライーゼ・アリームその他、誰になってもPBC、誰もがナチュラルなネリーにとっては脅威となりえる試合内容といえた。
ブランドン・フィゲロアVSダミアン・バスケスは試合後に少しミソがついており、フィゲロアのパンチはラビッドパンチが多く、バスケスは3回には意識が朦朧とし、危険な状態で戦っていた。それを注意しなかったレフリーが訴えられている。
確かにフィゲロアのファイトは荒っぽく、自身も相手も後遺症が残りそうなスタイルだ。
アーロン・アラメダ戦を見る限り、より機動力とテクニックのあるマイケル・コンランやムロジョン・アフマダリエフあたりにはもっと苦労しそうだ。
バンタムに色気をみせてもリゴンドーが、カシメロが、レイマート・ガバリョがいる。
恐らくルイス・ネリーはもう二度と日本人と絡むことなく消えていく・・・運命かもしれない。
勅使河原がネリーにラブコールしていたが、「ビジネスとしての条件をネリーの理にかなえる」のは難しそうだし。