すみません、煽っておいて、村田VSカネロは消滅、秋に可能性がというニュースもみかけました。シンコデマヨにこだわるカネロと東京ドームや埼玉スーパーアリーナのスケジュールでしょうか。
この試合には各所から賛否がありそうだからすんなりとは決まらないだろう。
ならば確定したこっちを。
[st-card id=98731 ] [st-card id=97951 ]先週金曜日、IBF/WBAバンタム級王者井上尚弥(19勝16KO)の次戦の公式発表が行われた。4月25日、ラスベガスのマンダレーベイでWBO王者ジョン・リエル・カシメロ(29勝20KO4敗)が相手となる。
井上
「とてもワクワクしています。3つ目のベルトをかけた試合なので意義があります。ラスベガスで最初の試合を無事にクリアして次に進みたい。ボクシングのメッカでメインイベントで試合が出来ることを誇りに思います。」カシメロは昨年、評価の高い王者、ゾラニ・テテをノックアウトしてトップシーンに復活した。
井上
「カシメロはフィリピン人らしい獰猛さと野性味のあるファイター、危険なパンチャーです。カシメロのパンチ力に注意しながら戦いたいとおもいます。」井上はスーパーフライ級で統一王者になりたかったが、他の王者が誰も手を挙げなかった。
井上
「元々、スーパーフライ級の統一戦がしたかったのですが、マッチメイクが難しかったのです。」それから井上はバンタム級に階級を上げ、WBSSに参戦しノニト・ドネアとのエキサイティングな決勝を制して優勝した。
カシメロはビザの関係でこの日の記者会見に出席できなかった。
色々書いたので今は特になにもないが、カシメロは得体が知れないところが魅力だ。
ゾラニ・テテに超楽勝、過去とは見た目もフィジカルも変わった(強化された)気がする。昔は線の細い野生的な少年風だったが、今は細さは全く感じない。トレーナーが(過去はドーピングの専門家、今はフィジカルトレのプロ)と言われている男なのだ。
そんな印象ですが、スタイルが試合を作るのであって、ハマった時は楽勝だが、そうでない時はアムナット戦やスルタン戦のように苦戦するし、パワーで強引にねじ伏せ、なんとかするような試合も目立つ。
井上尚弥とはレベルが違うだろう・・・と信じている。
ただし研究と対策、AプランBプランは必要だろう。カシメロはイメージ通りにいかず、やりにくそうだ。
井上尚弥の強さは王道のホンモノだ。キャリアが若干少なく、様々なタイプとやって、常に圧倒できるのか、苦手やポカがあるのか、そのくらいしか危機感は感じない。辰吉はラバナレスやサラゴサに狂わされた。だからこそ、規格外な要素を持つカシメロやナバレッテのような奴が不気味なだけで、基本的には全面的に信頼している。
そういえば、ルイス・ネリーがWBAスーパーバンタム級でいきなり2位にランクされ、何もサスペンドがないニュースに加え、バンタム級でチャンスから見放されたエマニュエル・ロドリゲスもスーパーバンタム級に上げたというニュースをみかけたけど・・どうなんだろう?
アフマダリエフ、ナバレッテ・・・
スーパーバンタムは楽じゃないぞ。