6月20日にこの試合が決定したもよう。やっぱりブローナーは体重がきついのか、メイに憧れてか、ウェルター級にこだわりがあるようです。マイダナ戦の敗北で溜飲が下がるおもいだったが逆に負けにくさ、タフさを示した。
どうもブローナーが主役のような扱いだが、主役の座を奪うのはポーターではないかと予想する。
数値的な体格差はない両者だが、ブローナーがSフェザー級から上げてきたのに対し、ショーン・ポーターはアマではミドルでもやっていた選手だ。マッチョなブローナーと比べても胸板が厚い。
ウェルターではパワーを発揮できないブローナーと違い、ポーターはアレクサンダーやマリナッジを圧倒し、現王者、ケル・ブロックとの試合も微妙なものだった。
マリナッジに判定勝ちがやっとのブローナーだが、メイコピー(違うが)が幸いしてか既にビッグネームでファイトマネーも高い。
マイダナ戦の敗北は事故的なものでむしろ持ち直したことに驚かされたくらい、負けにくい、やりにくいボクサーだ。
ポーターはアマキャリアに裏打ちされた技術を備えつつガンガン突っ込んでいくファイターだ。
方やブローナーはメイほど動かないが高いガードから自分だけ当てて当てさせない嫌らしいボクシングをする。
ブローナーはよくこの試合を決めたものだ。
個人的にはポーターの激しいファイトスタイルの方が好み。
パワー、圧力、耐久力、全てポーターが上だとおもう。
戦ってきた土俵(階級)が違うのだ。
客観的には6-4、7-3くらいでブローナー有利なんだろうが、ポーターを推したい。
メイが負けない分、ブローナーの惨敗を見てうさを晴らすしかない。