前戦のモレノが大物だったから次は一息安パイかなと懸念してたらその通りになりました。
安パイというにはソリスに失礼ですが、上位にこのソリスとロドリコ・ゲレロがいたので懸念してました。
いかにも帝拳らしい対戦者選びです。
昨年の高山と戦ったアルグメド、戸高とやったフリオ・サラテ、平仲VSモーリス・イースト、越本VSルディ・ロペス・・・
何人か、個人的には王者にしちゃアカン・・・という選手がいたのですが、両挑戦者とも、アカンぞ。
結果的には河野にも亀2にも負けてないのでソリスは2011年から負けなしということになっています。
亀2の減量放棄から2年が経過しました。果たして何か変わっているでしょうか?
ソリスの戦いを復習してみようとはおもいません。
印象だと序盤から思い切ったパンチを振り回しとばしてくる選手で荒っぽいところがあります。
しかし反動で後半スタミナが落ちる、ボディが弱い、減量放棄で意思も弱い。
年末に田口とやったルイス・デラロサに近いボクサーだとの認識です。
一応、格は落ちるけど元王者だし直近ではWBAの地域タイトルをとっているので資格はあるといえよう。
破れかぶれの攻撃に注意して、KOを焦ることなく慎重に堅実に山中には戦って欲しいとおもう。
3月に試合ということは順当なら2016年は3試合は期待できるかな。
内山も井上もすごいが山中には焦ることなく独自の道を進んで欲しいと願う。
ビッグマッチへの過程に過ぎぬと信じて見守ろう。
木村悠VSガニガン・ロペス
ペドロ・ゲバラに勝った木村と負けたロペスの対戦。
ロペスはゲバラ戦後にWBCラテンフライ級王座についている。資格はあるのかな。
ゲバラに勝ったとはいえ、本来の木村は4ラウンドまでのスタイル。全てポイントをとられた。
ディフェンスベースの戦い方では世界レベルでポイントメイクできないと、開き直ったアタックと公開採点で活路を見出した。
その経験をふまえ世界仕様にシフトした戦い方をみせて欲しいとおもう。
アマでもプロでもKO率が高い方ではないからいきなりのパワー化は難しいが、上手さに強さを融合したスタイルチェンジをしないと勝ち抜けないし退屈な判定選手で終わってしまう。
サウスポーのロペスは上手さもパワーもそこそこ備わっている。
木村が倒して勝つにはボディ攻撃が不可欠だろう。
倒さなくても、らしさを存分に発揮してくれれば木村の個性として楽しめますが。
まずは何より防衛を。