貧すれば鈍する、仕事の不調で趣味のブログまで思考が固まっていました。4月27日、あるいは5月18日まで、エキサイトできないのかなぁなんて・・・
何も制約なく自由な発想で遊ぶ、これがこのサイトの存在意義でした。
という事で遊んでみます。
これはWBSS公式FBに掲載されていたので公認のおふざけでしょう。
コンセプトは素晴らしいWBSSですが、こんなのやるとプロモーターが稼げない。なのでシーズン2のようなスケジュールであれば選手のキャリアを遅らせるだけなので、やんない方がましです。何か、抜本的な改革(主に金銭面で)がないと、もうシーズン2で打ち切りかもしれません。DAZNの買い取り人気定番コンテンツにしてくれ。
ならば夢をみよう、遊んでみよう。
バンタム級の写真からのコラージュなので、それに沿った組み合わせで。
WBSSミドル級一回戦
ゲナディ・ゴロフキンVSデメトリアス・アンドラーデ
高齢のゴロフキンとピークのアンドラーデ、アンドラーデが右ジャブや左アッパーで必死にゴロフキンを近づけさせぬよう、逃げ全開のアウトボックスをするも、ジャブの差し合いでもプレスでも破壊力でも劣り、何より気持ちがビビり、逃げ場をなくし中盤にノックアウト負け。
ゴロフキンの6回TKO勝利
ジャレット・ハードVSダニエル・ジェイコブス
ミドル級転向でも随一の身長と体格を誇るハード、ジェイコブスのスピードやインサイドワークに手こずるも若さとタフネスで、ゾンビのように攻め続け、ベテランジェイコブスをラスト12回で押し切って潰す。
ハード12回KO勝利
ビリー・ジョー・ソーンダースVセルゲイ・デレビヤンチェンコ
デレビヤンチェンコのプレスに下がりロープを背負い続けるも足とスキルで捌き続けるソーンダース。デレビヤンチェンコが攻め続けるもほとんど当たらず、クリーンヒットはソーンダース。しかしパワーレスで退屈な12ラウンド
ソーンダース判定勝利
カネロVSジャモール・チャーロ
体格差が顕著も、チャーロの重厚なパンチを鼻先でかわし鋭いコンビネーションを返していくカネロ。パワフルで見ごたえある一進一退の攻防は6回にカネロが腰を痛めて突如棄権。
チャーロ6回終了TKO勝利
準決勝
ゲナディ・ゴロフキンVSジャレット・ハード
ゴロフキンのハンマーのような重いパンチの芯は外してやり返すハード。さすがにロープを背負いながらもチョッピングライトや脇の締まったアッパーを返していく。異様に粘る、手数も多く打たれ強いハードだが、打たれ過ぎて瞼の腫れがひどく視界が完全に閉じて10回ドクターストップ
ゴロフキンの10回TKO勝利
ビリー・ジョー・ソーンダースVSジャモール・チャーロ
ソーンダースの見切り、ディフェンス、アウトボクシングが冴えるもさすがに大きくパワフルなチャーロのプレスはきつく、KO負けを逃れるので精一杯。勝ち抜くにはフィジカルパワーが違いすぎた。
チャーロ判定勝利
決勝
ゲナディ・ゴロフキンVSジャモール・チャーロ
正攻法のハードパンチャー同士の対決も積極的に手を出すのはゴロフキン。チャーロはゴロフキンのパワーを警戒してガードを固め慎重だ。中盤からようやく両者積極的に打ち合い、エキサイトしていき、チャーロの強烈な左フックがゴロフキンを捉えるもゴロフキンは倒れない。激闘となった最終12回にずっと前に攻め続けたゴロフキンのボディで九の字になったチャーロの右アゴにゴロフキンの左フックが当たり陥落。レフリーストップ。
ゴロフキン12回KO勝利で優勝
書きながら妄想してこんな結末になりました。
カネロがダウンしたり明確に負ける姿は想像できないが、バーネットと重ね合わせて初戦で退いてもらいました。カネロVSゴロフキン2をみると、カネロの異様に頑丈なフィジカルに目がいきますが、やはりゴロフキンの頑丈さ、勇敢さも相当なものでした。常に仕掛け、手をだし、試合を作っていたのはゴロフキンの方です。バタバタ相手を倒してきたパンチも健在で怖いほどでしたが、カネロだけは効くことはなかったですが・・・
なので、やはり総合力はゴロフキン、攻防、フィジカル、パワー、タフネス、精神力・・・
それら全てを兼ね備えているのはトリプルG、歴史に名を残すのはこの男だとおもった次第です。
2020年、それ以降だと年齢的に厳しく、決勝はチャーロの勝利が本音ですが・・・
5月17日、怪我で試合を棒にふったライアン・バーネットが帰ってきます。
敗者や怪我人より勝者の試合が遅れるWBSSにはもう期待しない。
しかしカネロ、ミドル級の統一王者を目指しているのなら、こういう大会を制する、周囲の奴ら全部とトーナメントするのが本当の漢というものだ。
優勝は図らずも、いや狙った通り、井上尚弥と同じ位置に構えるゴロフキンなのでした。バンタム級もそうなるねん。