昨晩、日本で井上尚弥の試合を観れるのはあれが最後だったかもしれない。
いつも、日本の村田や井上に手厳しい海外記者の記事をザックリとニュアンスで紹介します。あまりいい気分になれないですが、ファンの本音はこんなところなのかもしれない。
ノニト・ドネアとの決勝を制してWBSSバンタム級の優勝を遂げた井上尚弥はトップランクと複数年契約を締結した。
井上の今後の戦いはアメリカ、ESPNプラスのアプリで観戦できるだろう。月額5ドルを払いたくないボクシングファンの多くはDAZNと契約している。
井上の加入でESPNプラスの契約者が増えるかどうかは今後のマッチメイク次第だ。ドネアとの決勝は素晴らしい戦いだったが、井上のファイトは期待外れともいえた。
トップランクでの最初の試合は2020年初頭が予想される。トップランクにはIBFスーパーフライ級王者、ジェルウィン・アンカハスがいる。恐らく井上はアンカハスを破壊するだろう。アンカハスにはヘビーパンチがあるが欠陥がある。
井上は今まで3階級で世界王座を獲得してきたが、強い相手と戦っていない。WBSSではエマニュエル・ロドリゲスとノニト・ドネアに直面した。もし井上がWBSSに参戦していなければ誰と戦っていただろうか?井上はWBOスーパーフライ級王者だった時、ベストと戦わなかった。
井上が今後戦うべき相手は以下のようなファイターだ。
ルイス・ネリー
エマニュエル・ナバレッテ
レイ・バルガス
シーサケット・ソールンビサイ
フアン・フランシスコ・エストラーダ
ダニエル・ロマーン
シャクール・スティーブンソン
アイザック・ドッグボゥ
ジェシー・マグダレノ
レオ・サンタ・クルス
ゲイリー・ラッセル・ジュニアキャッチウェイトならば彼らは井上との闘いに同意するだろう。それは実現可能だ。トップランクが井上をスーパースターにしたいのであれば、タイソン・フューリーのように扱ってはいけない。フューリーはワイルダーと再戦する代わりに、無名のヨーロッパの選手と二度戦った。それらはフューリーの人気のために何も役に立たなかった。井上は最悪ではなく最高と戦う必要がある。彼はすでにキャリアの中で多くのミスマッチをしてきた。
ドネアとの決勝は少なくともミスマッチではなかったが、もう少しでロートルのノニト・ドネアにノックアウトされそうだった。これは明らかに悪い兆候だ。井上は明らかにドネアが全盛期の頃ほどの才能ではない。それは明らかだ。井上は確かに素晴らしいファイターだが、ドネアが2011年、2012年頃のレベルではなかった。
だからトップランクが26歳の井上尚弥にいい対戦カードを組むことだけがアメリカのファンにとって朗報だ。井上とドネアの試合は日本で行われたため、アメリカでは早朝5時であり、観戦したファンはとても少ない。
ボブ・アラム
「井上は時代を超えた才能であり、10年に一度現れるスターのようなものです。彼はすでに日本ではスーパースターであり、すぐにでもアメリカでも人気者になるでしょう。歴史にその名を刻む最前線にいる男を目撃することになるのです。」アラムは井上と誰を戦わせるかについてはは何も言及しなかった。
ルイス・ネリーがアメリカでは待望されている名前であり、井上にとって理想の相手だが、ネリーは若く、井上にとってはドネアよりも危険な相手となる。井上はドネアのプレッシャーに苦しんでいたので、ネリーは激しくプレスをかけてくるだろう。
ドネアは9ラウンドに井上に改心のパンチをヒットさせたが、追撃に失敗した。年齢、スタミナが影響したのかもしれない。ネリーはもっと危険なフィニッシャーだ。ファンは井上VSネリーを観たがっている。しかしそのリスクをとるかどうかはトップランク次第だ。
タイソン・フューリーはワイルダーとの再戦を避け、下らない無名の選手との闘いで46針も縫う怪我をした。ストップされても仕方がないほどの傷だった。フューリーは2月22日にワイルダーと再戦する予定だが、それまでに傷が完全に回復することはないだろう。ワイルダーは既にその古傷を狙うと公言している。
井上尚弥
「トップランクと契約し、ESPNで私のボクシングを披露するのは非常に名誉なことです。2020年を楽しみにしています。かつてアメリカで試合をしたことがありますが、近いうちにまた戦うことを楽しみにしています。」
アンカハス以外にもトップランク所属の有望株はいる。
エマニュエル・ナバレッテ
シャクール・スティーブンソン
アイザック・ドッグボゥ
ジェシー・マグダレノ
あたりがそうだろうか、記者であっても一ファンと変わらぬ妄想、暴走記事だとおもうが、キャッチウェイトや選手の階級など適当でバラバラである。
ルイス・ネリーと戦うことは、ネリーがPBCであるために現実的には難しくなったといえそうだ。その前にネリーにはエマニュエル・ロドリゲスやノルディーヌ・ウバーリがおり、彼らを突破できるかも怪しいところだ。
昨晩、井上が拓真の仇を討ちたい、ウバーリと戦いたいと言っていたので、計画変更で次は
井上尚弥VSノルディン・ウバーリ
これで3冠王者
ルイス・ネリーとエマニュエル・ロドリゲスの勝者がWBC暫定王者に就く
なんてオチになるのかもしれない。