エマニュエル・ロドリゲスの神髄

井上には素晴らしいファイトを見せたが、ドネア自身パンチを受けすぎた。ドネアは伝説の選手だが、12月19日には俺と対戦するんだ。負けるわけにはいかない。

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仁義なき戦い

https://www.youtube.com/watch?v=7v7z_CW203g

エマニュエル "マニー "ロドリゲスは、12月19日にWBCバンタム級世界タイトルをかけて元4階級王者ノニト・ドネアと戦う機会を得られたことに幸運を感じている。試合はコネチカット州アンスカビルのモヘガン・サン・カジノで開催されるショータイムのテレビ放映カードのメインイベントとなる。

プエルトリコのファイターは2019年5月、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ・トーナメントの一環として行われたWBA/IBF統一戦で日本人スーパースターの井上尚弥に2ラウンドでノックアウトされ、厳しい敗北を喫した。ロドリゲス(19勝1敗、12KO)はその敗北以来、まだ試合をしていない。

ドネアもWBSSトーナメントに出場しており、決勝で井上とのファイト・オブ・ザ・イヤーの試合で12ラウンド判定負けを喫した。ドネアはWBC王者ノルディン・ウバーリと対戦する予定だったが、ウバーリにCOVID-19の陽性反応が出たため、相手が変更となった。ウバーリが指名挑戦者であるドネアと対戦できなかった結果、WBCはロドリゲスとの空位ベルトを賭ける戦いを指令した。勝者はウバーリと対戦することになる。

ロドリゲス
「この戦いは、俺が井上に負けたことから生まれたものだが、我々は地図上に戻ってきている。すべてのボクサーが敗れた後に世界タイトルの再挑戦のチャンスを得るわけではないが、ドネアとの対戦では誰もが見慣れた以前の自分の戦いをするつもりだ。ドネアは間違いなく未来の殿堂入りファイターだ。彼と戦えることを誇りに思うし、尊敬に値するが、彼はキャリアの中で多くのダメージをを受けてきたし、既に38歳だ。動きも同じではないはずだ。決して甘く見ているわけではないが、年齢によるアドバンテージはたくさんある。井上には素晴らしいファイトを見せたが、ドネア自身パンチを受けすぎた。ドネアは伝説の選手だが、12月19日には俺と対戦するんだ。負けるわけにはいかない。負けてから世界タイトルを狙うというのは、誰にでも与えられるチャンスではない。精神的にも肉体的にも俺はドネアよりフレッシュだ。」

山中が世界王者の頃から、ランカーでは一番脅威を感じたのがエマニュエル・ロドリゲスだ。
全勝のまま、鬼門の英国でポール・バトラーに楽勝でIBF世界王者になった時は本格的な王者の到来を予感させた。しかし近い未来に井上との邂逅の果て、あまりに短命王者で終わった。

井上との試合を材料にすると、ノニト・ドネア有利な声が大きいが、ロドリゲスが一流のファイターであるかどうかが試される試合となる。

歴代最強のバンタム級ではないかとおもわれる、井上尚弥と昔のノニト・ドネアを相手に、およそ1年半にも及ぶ遠回りを経て、ロドリゲスが捲土重来を期す。

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コメント一覧
  1. ロドリゲスはかなりのブランクを作って、しかも今回負けると連敗になってしまうので、あとが無い状況。
    だから今回はかなり根性を見せると思われる。
    しかしそうそう性格が変わる訳も無く、中盤になると弱気の虫がムクムクと・・・・・
    前半ロドリゲス、中盤以降はドネア。
    116-112でドネアの判定勝ちかな。

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  2. ロドリゲスの事だからまた中盤までに拳を痛めるだろうね
    そしてドネアのプレッシャーにじわじわ削られていって倒されるんじゃないかな
    ロドリゲスはメンタルも弱い感じだし

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  3. 3分間だけとはいえ、あの井上を空振りだらけのブンブン丸にしたロドリゲスにドネアのパンチが当たるかどうかですね

    当たりさえすれば試合終了でしょうが、そもそも当たるのか
    ロドリゲスのディフェンスは井上ほどガバガバではないですよ

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    • ロドリゲスには足がないから、鉄壁のディフェンスっていうイメージが無いわ~

      マロニーにも後半になって攻略出来たんだから、ドネアの強打に亀ガードを強いられて、ボディーで沈むと予想してる

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  4. ロドリゲスにはとても好感があって頑張ってほしい。カウンターや最短距離で出すパンチは凄いと思う。

    ただいかんせん、バンタムで体格有利のドネア相手だとパンチ力が。。ドネアはロドリゲスのジャブやカウンターを受けても前に出てくるだろう。

    それにドネアにも強烈なカウンターがある。ロドリゲスも警戒せざるを得ないだろう。

    さらにロドリゲスにはボディが弱いという弱点があり、ドネアはボディ打ちも上手い。

    中盤から圧力をかけ続け後半にドネアがボディでロドリゲス からダウンを奪う気がする。

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  5. ドネアってフライ級上がりでマッチョでもないけど打たれ強さがありますね。パンチは抜群に強いが。WBSSの初期に戻った気持ちで観戦しよう。テテもロドリゲスも立派な王者で優勝候補の一角だった。少なくとも、バーネットやドネアより怖い存在だった。それが今手のひら返したように酷評だもんね。

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  6. もし、派手にドネアをノックアウト出来たなら、再起成功どころか井上やカシメロを抑えてバンタム級の主役として今年を締め括ってしまうと言う、不利は否めずともロドリゲスにとってこれ以上無いくらい美味しい試合なんですよね、井上戦の泣きっ面も帳消しです。

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  7. 普通は僕もハイライトだけ見るとそのボクサーのKOの瞬間シーンばかりだけでそれだけで判断しないけど、ロドリゲスの場合はカウンターのカウンターの多彩さに惹きつけられましたね。

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  8. プロボクシングには一回完膚なきまでに叩きのめされると自分がスーパースターになる夢というかなれる自信みたいなものを失って一気に落ちていく、あるいは精彩を欠いていく選手がいる、ザブやブローナーやらチャベスJrやら、マニーがそうでない事を祈りたい。

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  9. ロドリゲスは前から見てますが、スキルは申し分ないかわりフィジカルが細く
    「攻めは強いが打たれると弱い」プエルトリカンの典型に見えた
    井上との試合は案の定といった感じで、あっさりねじ伏せられた
    しかし相手が井上というのがどうにも気の毒なところで、他の選手にはそうそう負けないはず

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  10. ガバリョもメルビン・ロペスを倒したホセ・ベラスケスとWBA暫定王座を賭けて試合するらしいけど何故また暫定王座?
    リゴンドーをみんな避けてる可能性もあるけどリゴンドー側もあまりいい条件じゃないオファーは断ってるんじゃないかと思う。

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  11. うーん、前にも書いた記憶がありますがロドリゲスは過大評価。確かにカウンターは上手いですが、それでKOしたのは格下の無名な相手ばかり。少し相手のレベルが上がると倒せてません。youtubeに上がってたハイライトはKOやダウンを取ったシーンばかりを繋げてるから、そりぁあ強く見えます。亀田だって、そんな編集をされた動画を見たら強く見えるのと同じです。要は戦った相手のレベルがどうだったかで判断しないと。それを考えるとロドの本当の実力が見えます。

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    • モロニーや井上戦だけで判断してないか?
      だからこそ真価が問われる試合だとおもうが。
      スキル的には申し分ないようにみえる。

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    • 名のある選手をKOしたかで判断したら山中だってモレノくらいしかKOしてないし体重超過のバトラーにきっちり勝っただけでも王者としての実力は十分あると思う。
      後は試合で最近のドネアかロドリゲスのどっちが過大評価だったかはハッキリする。

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  12. 僕も当時はハイライトビデオだけでしたが一目見てロドリゲスの多彩なカウンターに惚れました。当日はカネロの試合も見たいですがまずはこの試合を優先して見ます。ドネアも好きだけどロド応援します。

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  13. この状況下では、まず無事に試合が行われることを祈るのみ

    そういえば、ロドリゲスの元々の対戦相手だったラッセル弟もいつの間にかWBAのランキングが上がってましたね

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    • 本当だ、2位になってますね。今まで圏外だったのにどういう動きなんでしょう?

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