今日はこのような世界戦もありました。リー・セルビーと共に今年最後の顔見せ、来年の飛躍をアピールする舞台でしたが、アンダードッグが噛みつきました。
https://www.youtube.com/watch?v=Tww8B8YplbE
北京五輪金メダルのデゲールでしたが、ややラッキーな金といえそうで、パワーもスキルも抜き出たものはなく、打たれ脆さもみせていたので、この結果は意外ではありません。世界ランカー相手の調整試合でいつも圧倒できるほどの安定感のない王者でした。自分こそ最強と、ビッグマネーファイトに向かう姿勢をみせていただけに、ご破算です。
噛みついたカレブ・トゥルアックスという選手。
プロ28勝18KO3敗2分
アマチュア21勝8敗の34歳
プロでの負けは
ジャーメイン・テイラー
ダニエル・ジェイコブス
アンソニー・ディレル
これら経験が生きての勝利だとおもいますが、要はデゲールが彼らほどには強くないという事でしょう。
Sミドルでは狙い目王者といえました。
咬ませ犬吠えた。
こういうの大好きです。おめでとうございます。
デゲール
「クレイジーだ。信じられない。2年半トップレベルでやってきたのに。また出戻りです。勝ったとおもったが、色々整理し直さなければならない。肩の怪我の影響はないが来年まで待つべきだったかもしれない。とてもショックです。再戦がしたいです。」
トゥルアックス
「この機会を与えてくれた皆さまに感謝します。デゲールはこの試合を甘くみていました。彼は私よりエリートで高級なボクサーですので私はドッグファイト(ケンカ)を仕掛ける必要がありました。彼はこの試合ではなく次に誰と戦うかばかり話していました。どうなりましたか?それは私の話になりました。」
ユーバンクJr
「英国ボクシングを失望させやがった。」