
WBSSのサイトを1日一度はチェックしている、と書いた気がするがウソです、気づくとたまにしか見ていない。先ほど久々にチェックしていたら更新されていました。シーズン2の主役、2019年の主役、我らが井上尚弥の記事でした。
WBAバンタム級王者の井上尚弥は1922年に出版された伝説の雑誌「リングマガジン」の表紙を飾り、特集された最初の日本人です。
リング紙のインタビューでは6歳から始めたボクシングの事やWBSS初戦でファン・カルロス・パヤノを鮮やかにノックアウトした横浜の神秘的な夜の事まで語られています。
セミファイナルでプエルトリコのIBF王者、エマニュエル・ロドリゲスと戦うまでに要した時間はわずか70秒です。
井上
「モロニー戦をみてロドリゲスはスピード、テクニック、そして何より基礎がしっかりしていることがよくわかりました。きっといい試合になるでしょう。互いのスキルを争うような試合になるでしょう。近い距離での技術戦になるとおもいます。」WBSSを通じて、井上の壊滅的なパワーがこの階級を席巻し、世界に”モンスター”と言われる理由を知らしめました。
井上
「このトーナメントは誰がトップ中のトップかを決めてくれます。自分こそ一番であることを証明したかったからこのトーナメントに参加したのです。WBSSなしで議論の余地なき絶対的な王者を証明することは難しいです。今こそ自分のスキルやスピード、パワーを日本のみならず世界中に知らしめたいのです。」WBSSで優勝することで、IBF/WBA/WBOの三冠統一王座とアリ・トロフィー、ボクシングの輝かしい栄光を掴むことができます。
https://boxvideo.sports-web.net/ko-samurai/5135
[st-card id=46847 ]このロドリゲスのインタビューに答える形で紹介されていました。現状開催が遅れているようで、こういう当たり障りない記事がたまに更新されるだけとなっています。
ロドリゲスとは技術戦になるとは、大橋会長の発言と全く同じです。個人的にもビリビリするようなカウンター合戦が繰り広げられるだろうとおもっていますが、一発の破壊力とタイミング、キラーインスティンクトで井上が勝るだろうという事前予想です。
[st-card id=50910 ]自分はまだ『試されていない』と思っています。
うまくいきすぎている。今度、『WBSS』の準決勝で初めて同年代の選手(IBF王者のロドリゲス)と戦うんですが、これが本当の勝負かなと思っています。
これが本音でしょう。
ロドリゲスも、ひとつもミスをしない、わずかな穴を埋めるような緻密なトレーニングをキューバで積んでいることだろう。アマで井上に連勝したヨスベニー・ベイティアに直接会って話を聞いているのかもしれません。
しかし、鋭い分析力がある本人や父親のもと
勝つために心がけていることはあります。
それは、試合当日、不安なくリングに上がれるための練習をすること。『これだけやったんだから負けるはずがない』と思えるほどの練習です。
この心がけ、準備があれば、プエルトリコだろうが関係なくやってくれると信じています。