大きな試合がなく、話題にも乏しい週末でした。読んだ雑誌記事では違う事を言ってましたがやっぱりな。ギリギリまでもがいておくれ。待たされ続けた分、最高の試合が観たいから。
[st-card id=56860 ]WBSSバンタム級準決勝で井上尚弥(大橋=WBAバンタム級正規王者)と対戦する同級IBF王者エマニュエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が練習拠点を米国内に移したことが判明した。プエルトリコ紙の記者から「マニー・ロドリゲスは国外でトレーニングしている。場所はわからない」という情報を得たので、プロモーター兼マネジャーのフアン・オレンゴ氏に連絡を取ったところ、「米国の山の中にいる」という返事。しかし……。
キャンプ地をたずねてみたがオレンゴ氏は頑なに口をわらない。
「ロドリゲス本人さえ自分がどこにいるかわからない。トレーナーたちも同行しているけど彼らも知らない。知っているのは私だけ。本人に連絡しようとしてもダメだよ。電波も届かない地下みたいなところにいるから」と冗談とも本気とも取れる返答。煙に巻かれてしまった。先月ロドリゲスに話を聞いた時は「試合までプエルトリコを出ない」と語っていたが、秘密の特訓を敢行しているところをみると“モンスター”の力を十分に評価し警戒しているようだ。
ちなみに同マネジャーは以前「米国のカリフォルニアで最終調整するかもしれない。その時、日本人のスパーリングパートナーを呼ぶかもしれない」と話していた。そこでしつこく聞いてみたが最後まで場所は明かさなかった。また日本人選手を招集することはなくなったとのこと。スパーリング相手は「現地調達」するという。
5月18日、英国スコットランドのグラスゴーでゴングがなる井上との統一戦兼準決勝。ロドリゲス陣営は一旦プエルトリコに帰国後、5月15日ごろグラスゴー入りするそうだ。
山の中といえば、アベル・サンチェスのいるロサンゼルスのビッグ・ベアーではないだろうか?
GGGもムラト・ガシエフも戻ったらしいし・・・
ジョシュ・テイラーに完敗しWBSSからのギャラの支払いも芳しくなく、薬物違反まで出てしまったというライアン・マーティンもここで娯楽もなく籠ったような生活を送っていた。
めちゃ素朴でいい奴っぽいんだが、試合はまるでダメだったなぁ。
アレックス・サウセドも結果が出なかった。受難のサンチェス2018年であった。
実戦から離れすぎている。
ロドリゲスも同様だが過去2戦で24ラウンドなのに比べ井上尚弥は2ラウンド未満。この差を埋めるのは井上尚弥が言う、誰にも負けないほどの練習、準備をしてきた、やり残しはないという自信と相手を過剰に過大評価して臨む姿勢だけだ。
考えてみれば、やらせないかもしれないが、弟の拓真の見切り、安全志向なファイトもロドリゲスに少し似てるかも。米国で相手を調達するというロドリゲスより身近にいい相手に恵まれているのかもしれない。
いざ、スコットランド・・・
いけないですけどもね。
これは過去最高に燃える日本人の世界戦です。
その時はようやく迫ってきている。