巨大な壁の脆い穴/ラファエル・エスピノサVSアーノルド・ケガイ

11月15日にメキシコのサン・ルイス・ポトシ

ラファエル・エスピノサにはルイス・アルベルト・ロペスが挑むという情報もあったので定かではありませんが、こういう記事をみかけたので。

https://www.boxingscene.com/articles/rafael-espinoza-arnold-khegai-wbo-title-fight-set-for-nov-15-in-mexico

マニア以外には注目されない、アクセスの低い記事になりそうだが、井上尚弥や中谷潤人の未来、フェザー級で一番強い、あるいはヤバいとおもうのがラファエル・エスピノサだから取り上げた。

ラファエル・エスピノサ

27勝23KO無敗、身長185センチ、リーチ188センチ

とにかく体格がヤバい。Sウェルターでも長身のセバスチャン・フンドラが頭角を現しはじめたように、規格外のサイズを持ったボクサーが戦い方、勝ち方を覚えてしまうと実に厄介だ。

ラファエル・エスピノサは単にデカいだけでなく、手数も多くプレッシャーも強く、上下にパンチを散らす、特に角度のあるアッパーが危険だ。同じく長身の清水聡はロベイシ・ラミレスに完敗したが、そのラミレスを2度も攻略した。その後の防衛戦では自信をつけ格の違いをみせる圧倒で今充実している。

対するアーノルド・ケガイは韓国系ウクライナ人で元々Sバンタムの小柄な選手。スティーブン・フルトンに技術で翻弄され、ジョエト・ゴンザレスにもスプリットで負け、直近の試合ではリボリオ・ソリスに判定勝ちと世界には足りない選手だが、タフネスとパワーがある。

ラファエル・エスピノサの凱旋を祝福するために組まれたカードのようだが、ケガイにもチャンスはある。圧力をかけて強打を当てることができればエスピノサの顎は脆いだろう。

その一点だけに注目したい、気になる試合でした。

ロベイシ・ラミレスとの初戦、ラファエル・エスピノサはラミレスのパンチを食ってダウン、立ち上がるも再び倒れ、かなり効かされた。私がレフリーならストップしていただろう。しかし続行で僅差で王座を獲得、リマッチではロベイシ・ラミレスを寄せ付けなかった。

これはセバスチャン・フンドラとティム・チューの2連戦によく似た構図だ。

規格外の体格を持つ選手が自信をつけちゃうと強くなる。

でも、ラファエル・エスピノサが効いちゃってヘロヘロな姿を私は目撃している。
セバスチャン・フンドラが逆転ノックアウトされた試合も知っている。

こういう選手には穴もあるのだ。

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