南アフリカ/フライ級王者
第12代WBC/International/フライ級王者
第18代IBF世界フライ級王者
モルティ・ムザラネ(南ア)
Moruti Mthalane
27戦25勝(16KO)2敗
南アフリカのフライ級王者、先日同国のホープ、ゾラニ・テテを5RKOで下し王座を防衛した。
テテという選手がやたら1RKOが多くしかも日本でなじみのリチャード・ガルシアやレクソン・フローレスを破っていることから手強いこと間違いない選手だったが、王者は強かった。
ムザラネはノニト・ドナイレと戦っており負傷判定で泣かされた。たしかに体格差、スタイリッシュさでやや劣勢ではあったがかなり拮抗した展開であり先の雲行きは怪しかった。
過去ドナイレが王者となって以降最も苦戦した相手だろう。
ムザラネはいい選手だとおもったがやはり王者となった。当然の結果か。
日本ではホープの多いこの階級だがやはりIBF、WBOの王者には敵わないのではないだろうか、掘り出し物はこっちの団体に多くいる。
同国のホープを破りのっているであろうムザラネ、彼もまたマニア心を刺激する軽量級のピカイチな存在かもしれない。
南アフリカはいい選手がゴロゴロいる。白人だがレジェンドといえるブライアン・ミッチェル、ちゃんと練習すればもっと強そうだったコリー・サンダース、
パッキャオブレークのきっかけとなったレーロホノロ・レドワバ(ジョーさん大好きでした)などなど・・・
長谷川に敗れたシンピウェ・ベチェカだってあの試合の反省を生かせば強くなってることだろう。
まだまだいっぱいいるが時代を作る、次元の違う怪物がいつあらわれてもおかしくない。
あまり日本と交流がないので謎に満ちたボクシングの国、気になる。