アンソニー・ジョシュアという最高峰の砦が崩れた今、かといってアンディ・ルイスが頂点だとは言わない。ワイルダー、フューリー、オルティス、ホワイトら常連もいいが、新たな時代、新たな興奮を求め、自分は他のヘビー級に目を向ける。
ミステリアスで絵になる男、アジャグバの11戦目は7月20日、パッキャオVSサーマンのアンダーで開催される。とても順調なキャリア構築、今回も勝って当然の通過点かなとおもいきや、アリ・エレン・デミレゼン、知らぬ名前だが、かなり難敵、ひとつのテストといえる骨のある相手であった。
アリ・エレン・デミレゼン
11勝10KO
29歳
トルコ⇒ドイツ
リオ五輪スーパーヘビー級代表、初戦でフィリプ・フルゴビッチ(銅メダル)に敗れる。
ちなみにアジャグバは同じエントリーで2回戦、イバン・ディッコ(銅メダル)に敗れる。
デミレゼン、今をトキメくアンディ・ルイスと同じぽっちゃりアンコ型
https://www.youtube.com/watch?v=P_1mhc8dIic
この頃はまだ引き締まっているが、今ではこうなった。
https://www.youtube.com/watch?v=Ra5wSY2yH88
正直、以前のシェイプの方が期待が持てるが、基礎技術はしっかりしている。
対するアジャグバ、前戦が今の彼の全てだろう。
相手もかなり頑張ったが、基本に忠実なボクシングで崩してみせた。
アジャグバ、スピードもスキルもそんなにミラクルではない。しかし正直に強い。
ジョー・ジョイスもアメリカで躍動しているしフィリプ・フルゴビッチもアメリカデビューした。その他、ロシア、ウクライナ、中央アジアにも2メートル級の新人が続々と台頭してきている。ジョシュアのあんな姿をみれば、オレクサンドル・ウシクでも勝てたかもと妄想できる。今のヘビー級より次世代を占う、楽しむ方が面白かったりする。
アダム・コウナッキ
ルイス・オルティス
ドミニク・ブレアジール
オスカー・リバス
トニー・ヨカ
ジョー・ジョイス
イヴァン・ディッコ
フィリプ・フルゴビッチ
ダニエル・デュボア
エフゲニー・ロマノフ
エフェ・アジャグバ
トム・シュワルツ
アギット・カバイエル
セルゲイ・クズミン
オット・ワーリン
張志磊
张君龙
藤本京太郎
ネイサン・ゴーマン
ジュニア・ファ
Oleksandr Teslenko
Oleksandr Zakhozhyi
Robert Alfonso
Arslanbek Makhmudov
Agron Smakici
Marko Radonjic
Trey Lippe
Umut Camkiran
あっという間にミリオンダラーだぜ!