ポンセの記事書いて、感慨巡ったので一筆。
名勝負には勝者の美しさ以上に敗者の散りっぷりがありだからこそ華がある。
そんな印象的な選手を。
ムアンチャイ・キティカセム
タイ人王者にしてはスタイリッシュというかきれいなスタイルだったが、アジア人の域というか超強豪と戦うと派手に散った。
カルバハル戦、ユーリ戦とも熱い戦いを繰り広げたが倒れっぷりが派手である。
いつも両手バンザイ、大の字でぶっ倒れるのだ。
負けっぷりまでルックスと同じく爽やかでまっすぐな好青年を印象づけた。
この記事面白い
http://blog.livedoor.jp/serishunya/archives/51373065.html
僕はあきらめは早いですけど、負けず嫌いでもあるんです。
井岡弘樹
まだ、純粋でまっすぐなボクシングオタクだった時代の貴重な日本人トップ選手だったのでいつも懐疑的でした。すいません。
スパーでは強打者だとかの噂も耳にしていたがパンチが弱く打たれもろく、腰高で倒されるイメージが強かった。
特にナパ・キャットワンチャイというライバルと階級を上げて以降は。
おいっこはそういう猛者と戦うのだろうか。
ペドロ・デシマ
畑中に漫画のように逆転された男
風貌、パワー、アルゼンチン、テクニック・・・
相当強くて頑丈なイメージとのギャップが凄かった。
ガラスのサイボーグだったな。
アリミ・ゴイチア
飯田戦までは相当強い王者が出てきたと確信してたがその後でキャリア突然終了。
オフェンスはいいのだが打たれ脆さが深刻。
打たれ弱いのか気持ちが弱いのか・・・
ベネズエラあたりは本格王者のようでいて短命なのが多いのは伝統か。
ブライアン・ビロリア
ボクシングの神童的な能力なんだろうが飛ばし過ぎて墓穴掘ることが本当に多い。
誰にでも勝つ能力と誰にでも負ける能力、両方持っている。
ビッグ・ダルチニアン
ドネア戦だけしか倒されてないし、本来タフで打たれ強い部類の選手だろう。
しかしドネアにだけは壮絶に散るのは宿命か。
勇敢すぎるがゆえに負けっぷりが美しい。
山中戦は負けとおもってないだろう。
ダニエル・ポンセ・デレオン
いかつく恐面でも憎めないボクサー。
なぜ強いのかすらわかならいギクシャクしたスタイルだが、大事な試合でポカ負けが多い。
強打で叩きのめす強さと強打をおもいっきりクリーンに食らう危うさを同じくらい備えている。
マレス戦もファンマ②も勝てたろうし勝ちなら運命変わったろうに・・・
まだまだたくさんいますが、ただのおもいつきなので、次回へ・・・