モナコ・モンテカルロでのザ・リアルな世界挑戦、石田、剛腕ゴロフキンの前に散りました。
クラシカルにして王道で派手に倒して勝つゴロブキンに対し、石田のとった戦法は間違っていない気がします。
コンパクトなパンチで下がる事無く応戦していきました。
しかしゴロブキンも、最も得意な距離と展開、やはり、このスタイルでアマチュアの世界も極めたゴロブキンは強い。
軽い被弾はするものの、直撃は巧みに避けるディフェンス、テンポ速く重いパンチ、リズム、石田よりパワー、正確性で上回っていたようです。
華麗ではないが短い距離でのディフェンスも上手いです。
最後はコツコツダメージを与えた後の離れ際、石田のアゴが上がった隙の必殺右ロングフックが火を噴きました。
KO負けのない石田でしたが完ぺきに意識を刈り取られてしまいました。
3回で終わってしまいましたが、石田の戦いは勇敢で熱く、称えられるものでした。
そしてやはりゴロブキンは打ち合いに本当に強い。
上手さやスピードは他の王者の方が上に見えますが、パワフルなプレッシャー、短い距離での攻防の巧みさ、力強さが半端ないです。
KOならこの男がミドル最強でしょう。やはり階級違えどアンドレ・ウォード攻略に一番近い男かもしれません。
人気王者マルチネスにとっても、カネロやチャベスなんかよりゴロブキンが一番難敵でしょう。
石田にとっても短い時間ではありましたが、おもいっきり打ち合って散った、悔いなき相手、試合だったといえるのではないでしょうか?
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