本日書いた記事の流れで紹介しておきます。WBSSの決勝や何か大きな動きがない限り、9月14日、メキシコの記念日にいつものラスベガスで行われるであろうカネロの次の相手が一番の注目だろうから。
エストラーダも防衛戦の日程だけが決まりましたが相手は誰になるのだろう?メキシコの地元開催のようだからボーナス試合になりそうだが・・・
カネロは9月にゴロフキンと戦うことにあまり意欲的ではない。9月14日の試合はデメトリアス・アンドラーデかセルゲイ・コバレフが有力視される。
メキシコのスターは新たな記録にチャレンジすることで歴史を築きたいと考えている。しかしゴロフキンはもうカネロ戦だけに焦点を当てている。名誉の回復とビッグマネーだけを求めている。カネロは新たな記録へ挑戦の後にゴロフキンとの3戦目を受け入れようとしている。
6月8日にゴロフキンはスティーブ・ロールズを下して再起したが、元々は、ダニエル・ジェイコブス、ジャモール・チャーロ、デメトリアス・アンドラーデのいずれかが期待されていた。しかし本人は別のファイターを考えていると述べた。それは恐らくカミル・ゼラメタ、ジェイソン・クイグリー、エスキバ・ファルカンの事であったと信じられている。
9月のカネロVSゴロフキンの可能性はまだ消えたわけではないが、確率は低い。カネロは別の試合がしたい。3部作で立ち往生したくないのだ。
カネロがゴロフキンとの3戦目で得るものはお金以外多くはない。スーパーミドル級でカラム・スミスを、ライトヘビー級でセルゲイ・コバレフを倒すことでより多くの賞賛を得られると考えている。カラム・スミスはスーパーミドル級でナンバーワンと言われている。セルゲイ・コバレフは既に35歳だが未だライトヘビー級のトップに君臨している。ドミトリー・ビボル、アーサー・ベテルビエフ、マーカス・ブラウン、オレクサンダー・グヴォジクなど今現在コバレフより優れているかもしれないファイターはいるが、コバレフほどカジュアルなファンには知られていない。そして彼らはカネロが敗北しそうな相手でもある。カネロは本気でライトヘビー級に参戦するわけではない。コバレフであれば勝てるとみなしているだけだ。
情報筋によるとカネロは9月14日にカラム・スミスかセルゲイ・コバレフとの試合を望んでおり、2020年5月にゴロフキンとの3部作を計画しているという。
カラム・スミスでもセルゲイ・コバレフでもカネロには大きなリスクが伴う。彼らは大きく、狂暴で強い。カネロはヘッドムーブを駆使することになるだろう。カネロにとっての利点は、彼らがカネロのようなヘッドムーブを駆使する相手と戦った経験がないということだ。
少し前まで、GBPはカネロとエロール・スペンスの対戦に興味を示していたが、スペンスはショーン・ポーターを選んだ。情報筋によると将来的に2人の対戦の可能性はまだ消えていないというが早くても来年になるだろう。
DAZNとしては、一番加入者が獲得できるゴロフキンとの3部作に期待している。
カネロが望む戦い、スミスやコバレフ、あるいはビリー・ジョー・ソーンダースをクリアしてゴロフキンとの3部作に入るのであればDAZNにとっても望むところだが敗北のリスクがある。途中でゴロフキンが敗北しても3部作の価値は落ち加入者の促進に繋がらない。37歳で減速しているゴロフキンがカネロの都合でずっと待たされることも懸念材料だ。
マイク・コッピンガー(アナリスト)
「カネロは168でカラム・スミスと、175でセルゲイ・コバレフと戦うだろう。9月14日の3部作はゴロフキンもDAZNも望んでいるが、カネロがどう決断するかです。」DAZNがどうしても3部作を強く望むのであれば、カネロにそれを強制することができる。巨額の契約を結んでいる限り主従関係は絶対だ。
アンドラーデVSスレッキが終われば結論は導きだされるだろう。多くの選択肢の中で、ゴロフキンと戦うことが最も稼げて楽な相手である可能性も高いのだ。
記者の思い込み記事なので翻訳ではなくニュアンスです。
そのまま訳すより表現を変えた方がいいくらい幼稚におもえる事もあります。
カラム・スミスは9月にカネロは戦ってくれないだろう。でも12月なら可能性がある。なぜならカネロはスーパーミドル級王者でもあるのだから防衛戦の義務があると言ってました。
しかしカネロに限っては義務もへったくれもない。
DAZNとの契約が年3試合だったか2試合だった忘れたが、メキシコの記念日である5月と9月にしか戦わないかもしれない。
そして、この金の成る木を敗北させるわけにはいかない陣営にとり最良の選択肢はデメトリアス・アンドラーデだが、6月下旬に戦って9月14日は現実的とはいえない。スレッキに負けるかもしれない。アンドラーデでは加入者も賞賛も得られないかもしれない。
よって、9月の候補は決まった試合を保留しているセルゲイ・コバレフ、意外な大穴はビリー・ジョー・ソーンダースだろう。ソーンダースに怖さはない。
いつも共感できないサイト、記者だが、大局的な流れは共感できた。
避けているゴロフキンが実は最も組みやすい相手かもしれないという点も。
個人的にはスーパーミドル級の最強はカラム・スミスではなくデビッド・ベナビデスであり、コバレフよ、もし決まったらどうかスタミナやボディで老化を感じさせることなく究極仕上げで願いたい。
そしてやはりジャモール・チャーロは100%ロックされている。
チの字も出て来ない。
https://www.youtube.com/watch?v=y2DIIwSB1Ys