こんなに嬉しくない正規王者への昇格はないが、これでいいのかもしれない。どうせ対戦できぬなら。金ではなく評価で認められるWBCミドル級王者になって欲しい。
WBC暫定ミドル級王者のジャモール・チャーロ(カネロのフランチャイズ王者変更に伴い正規王者)は14か月経った今も正規王者カネロへの挑戦に近づくことができない。
2018年4月にウーゴ・センテノを破り、暫定王座を獲得した当時のレギュラー王者はゲナディ・ゴロフキンで9カ月前にカネロ・アルバレスに変わった。
カネロはその後、ロッキー・フィールディング、ダニエル・ジェイコブスと2試合戦った。
メキシコのスーパースターの次戦は9月に予定されている。同じDAZNと9桁の契約を結んでいるゴロフキンが最も実現可能性が高い。(組むのが簡単だから)
たとえ彼らの3度目の戦いが起きなかったとしても、PBCで戦うジャモール・チャーロは対戦候補のリストには入っていない。今週土曜日の夜、ブランドン・アダムス相手に試合を予定しているジャモールは、もうこの問題には悩まされていないと告げた。
ジャモール
「イライラなんてしてないよ。俺は今最高の人生を送っている。俺は若く、健康で、家族がいて親友がいる。ロニー・シールズ(トレーナー)がいる。状況が変わった時に対処すればいいんだ。俺は今ブランドン・アダムスに集中している。俺は締め出されているが満たされている。いつだって最高のパフォーマンスをする準備が出来ているんだ。」29歳のチャーロ(28勝21KO)はアダムス(21勝13KO2敗)との試合が2度目の防衛戦となる。この試合は彼の故郷、ヒューストンのNRGアリーナでShowtimeのトリプルヘッダーのメインで行われる。
I’m locked, I’m loaded, I’m ready. I’m ready to put on the best performance I have in me
I’m locked
という意味はもしかしたら、充実しているとか満たされているという意味かもしれませんが、あえてそのままに、鍵をかけられている、締め出されていると訳しました。
エリートたちよ、無視するならもういいさ、自分の置かれた立場で最善を尽くし最高の人生を楽しむまでさ。