SuperFly2 お疲れ様でした。

後でみかけたら追加するかもしれませんが、各選手の声など

シーサケット

「勝てて満足しています。非常にいい試合でした。エストラーダもよく打ってきたし彼のスタイルは好きです。ベルトをタイに持って帰れるのが何よりもうれしいです。今と昔の違いは今私は多くのタイ人に支えられている事です。誰の挑戦でも受けます。エストラーダとの再戦でもOKです。」

エストラーダ

「私が明白に勝ったとおもった。ずっと彼をアウトボクシングでコントロールしていたし、ラスト3ラウンドは攻めました。最終ラウンドにはかなりいいパンチも当てました。ジャッジは何を観ていたのでしょうか?」

アローヨ

「2年間戦っていなかったので私は過小評価されていましたが、いつもジムにいて戦う準備をしていました。シーサケットでもエストラーダでもかまいません。私は挑戦資格を得ました。私が最高のファイターである事を示します。」

ニエテス

「フライ級でビッグマッチがあればとどまるが、なければSフライに行きます。私は無名なのでSフライでチョコラティートやシーサケット、エストラーダのようなビッグネームと戦いたいです。チョコラティート戦の噂がありますがまだ具体的ではありません。ニカラグアでもフィリピンでもなく米国でやりたいです。今日は米国で大きな試合をするための扉が開かれました。」

ダラキアン

「偉大な王者のいるウクライナの世界チャンピオンに加われて光栄です。試合全体をコントロールしビロリアを苦しめているとわかっていました。長くこの階級にとどまり、対立王者と統一戦がしたいです。」

ビロリア

「ダラキアンはタフだった。距離を支配された。中に入ろうとしたが出来ず厳しい戦いでした。」

ニエテス以外は激闘も拮抗した戦いで判定決着となったSuperfly2。それでもいい試合ばかりで会場は盛り上がっていました。

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こちらでも書きましたが、クアドラスとシーサケット、かつてクアドラスが勝ったのですが、今は別の方向に向かっているとあるように、勢い、流れを変えるのはなかなか大変なことかもしれません。共に接戦でしたが、クアドラスのアローヨ戦での負け方も、シーサケットのエストラーダに対する勝ち方も伏線があり予想された通りでした。

クアドラスは精度を見直さねばならないし、シーサケットの最大の特徴であるフィジカルはやはり抜けており、それを発揮する上手さが備わってきました。けれどやはりエストラーダクラスが打ち合ってくるとシーサケットの方がクリーンヒットを被弾します。技術的洗練はまだ足りません。

その他にも、ダラキアン、ニエテス、アローヨが勝ち上がりましたが、誰も今日のメインの2人の域ではない気がしました。人に歴史あり、ドラマありですが、少ないチャンスを確実にモノにしたダラキアン、王者級の器なのに恵まれなかったアローヨの勝利は賞賛したいです。ニエテスの老獪な強さもレベコの根性も素晴らしかったです。

井上が去り、比嘉が参戦するかもしれないこの舞台ですが陣営にはどう映ったでしょうか?
個々の選手のレベルの高さはもちろん、会場の熱気、ムードに一番感銘を受けたのではないでしょうか?
戦ってはいないけど強そうだ、勝てるんじゃないか?ではなく、沖縄凱旋もいいが、こういう舞台で輝いてこそ真の世界チャンピオンです。

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