
やはり戦前の予想通りの結果となったが、共に判定でTBS的には消化不良。
ゲスト、解説の露骨な日本人贔屓に自分は嫌気がし、まともにみれませんでした。
井岡VSレベコ
井岡が王者でレベコが挑戦者のような戦いぶり。
攻めて手を出すのはレベコだが当たらない。
レベコの打ち終わりに合わせるだけで手数少ない井岡
徹底して打ち合わないボクシング。
もう3ラウンドくらいには判定になる予感がし、その通りとなった。
このスタイルでの挑戦者は中立地なら負けでもおかしくない。
シルベストレ・アバインサというジャッジはほとんど日本の御用達である。
よくも悪くもこれが井岡の実力だろう。
安牌だけの3階級制覇、下らない。
高山VSサックリン
高山のキャリアや不屈の闘志は買うが、ボクシングはどうにもこうにも好きになれない。
パワーレスすぎて退屈だ。
その欠点を補う、スタミナと回転力、今回も序盤から飛ばしまくってポイントを先行させ
最後は両目の傷で自滅、先行逃げ切りともいえぬ先行中抜けであった。
手数と攻勢だけはすごいが有効打はサックリンの方
高山の10発よりサックリンの1発の方が有効だ。高山は10倍以上パンチを出しはしたが。
続行だったら相当厳しい展開となっていただろう。
あんなに打っても高山だけ顔面がボコボコ。
高山の試合はたいてい相手の方がいいボクサーだ。
その才能をノンストップラッシュで抑えてしまうのだからすごいといえるが
井上弟が完封した相手にこの内容では階級を上げるどころの話ではない。
4団体制覇はすごいけど、強豪とやって欲しい。
強豪といえる相手には全敗である。
そういう意味では恵まれ過ぎの王者といえ、実力は買えない。