
見限るに惜しい才能とは彼の事、負けるとえらく再起に時間がかかるのはフィリピン人の運命か。今度こそポカをせず世界戦の舞台で再びその狂暴なファイトをみせておくれ・・・
しかし、再起戦の相手は日本人・・・
フィリピンのガチな方、カシメロに挑む初の日本人・・・
この勇気も称え、応援せねばならない。
[st-card id=28017 ]ジョンリエル・カシメロは2月16日、フィリピンのパサイ市のミダスホテルアンドカジノで日本の山下賢哉と戦うことで、再び、世界王者候補、コンテンダーとしての立場を再確認、確立することを望んでいる。
ライトフライ級とフライ級の王者だったカシメロは、スーパーフライ級で描いていた野望に挫け、2017年9月にIBFベルトの挑戦者決定戦でジョナス・スルタンに敗れた。
昨年7月にメキシカン相手に10か月ぶりに再起したが、米国でのマネージメントを解消し、元プロボクサーである兄のジェイソン・カシメロの元、故郷のフィリピンのレイテ州オルモック市でトレーニングしている。
カシメロ
「たしかに少しフラストレーションがたまっていますが、フィリピンでの試合に備えて厳しいトレーニングに励んでいます。」カシメロは今、マネージメントもプロモーションもフリーランスだ。
29歳のカシメロは対戦相手の山下について日本の友人に聞いただけしか知らない。22歳の山下は全試合を日本の後楽園ホールで行い、4敗のうち3敗がノックアウトである。
試合は116ポンド契約の10ラウンドで行われる。カシメロはWBC王者のシーサケットへの挑戦を目指している。
カシメロ
「この試合に勝てばWBCベルトを賭けて戦うことになるだろう。WBCが最も待つに値する可能性があるからです。」元王者のアムナット・ルエンロエンや現王者のチャーリー・エドワーズに勝っている元IBFジュニアフライ級、フライ級王者のカシメロは語った。
そろそろSuperFly、とりわけ注目度の高いシーサケットの次の動きが気になる時期になりましたが、強力なファイターが戦線復帰してくるかもしれません。
カシメロは大味で試合にムラがありますが、3階級目のスーパーフライ級でも通じるパワーと経験がある。パワーだけならシーサケットに匹敵する、115でも上位にランクされるかもしれません。先輩王者のニエテスよりもパワフルだ。
アムナット・ルエンロエンのプロボクサーとしてのキャリアを終わらせたノックアウト、現王者のチャーリー・エドワーズを笑いながら倒した野性味
どうか規格外の怪物性を損ねずに再び暴れまわって欲しいものです。
しかし契約関係がなかなか厳しそうで不遇です。
写真をみても、なんだかすごい所でバッグを叩いていますよ。
それにしても相手の山下賢哉・・・
知らないなぁ。
http://boxrec.com/en/boxer/673313
白井・具志堅スポーツジム
13勝10KO4敗
日本スーパーフライ級日本ユースチャンピオン
パンチパーマの強打者のようです。
日本人ではじめてカシメロの相手を務める勇気あるファイターになりました。
比嘉の再起も含め、スーパーフライ、バンタムあたりのカシメロを身近で観て感じておくのはいいことだ。