8月は猛暑だからかいいファイトが少ないなと感じておりますが(そんなの関係ねぇ)この両者による再戦がもうすぐあります。8月2日(日本時間3日)再びフロリダ州キシミーに出向くのは大変ですが、すっきりと決着をつけてくれ。
https://twitter.com/i/status/1157486318382960640
[st-card id=72028 ]江藤光喜VSジェイビエール・シントロン2
https://www.youtube.com/watch?v=18PgTDLTHi8
初戦はバッティング決着でノーコンテスト、初回にシントロンがどんな効き方をしたのかわからないので、あれで続行不可能だからといって極端に打たれ弱いとは言い切れないが、間違いなく打たれ強い方ではないだろう。生まれたての子鹿のような脚をみせてしまった。五輪2度出場のトップアマだが、一発のパワーがある方でもなく、体力不安でプロ向きなトップアマとはいえない気がする。
先日、同じく五輪2度出場のアルゼンチンのアルベルト・メリアンという選手がメキシコのレオナルド・バエズというプロたたき上げに負けた。
https://www.youtube.com/watch?v=IcjFnZ92A8E
この試合がトップアマとプロの違いを象徴している。
丁寧にキレイに戦いたいメリアンに対しプレスと積極性でバエズが先手をとり乱戦の打ち合いに巻き込む。ペースをとられたメリアンが否応無しに乱戦、打ち合いにつき合うも時すでに遅し。
この両者、この試合と同じような組み合わせがシントロンVS江藤だ。
判定でシントロン
ノックアウトで江藤
もうバッティングは厳重注意だが、江藤がアマにないプロらしいタフでラフなファイトにもっていけるかにかかっている。シントロンは子鹿ちゃんだ、ビビりで討たれ脆いガラスの子鹿ちゃんだと前戦の残像を頼りにそう割り切って戦った方がいい。
シントロン
「待ち望んでいた再戦です。初戦はいいリズムで江藤の動きは見切っていました。江藤の手を常にみていたので何が起きたのかわかりませんでした。肘かとおもったら頭でした。江藤は頭から突っ込んでくるファイターだから今回はパンチだけではなく頭突きも注意して戦います。試合後は精神的に参って1週間休みましたが今はもう大丈夫です。試合に勝って井岡の王座に挑戦します。」
ヨマール・アラモVSサルバドール・ブリセノ
https://www.youtube.com/watch?v=RjRSitLrPyQ
[st-card-ex url="https://www.youtube.com/channel/UCCCzF_xO03I-TOfkgeZO-NA" target="_blank" rel="nofollow" label="" name="" bgcolor="" color="" readmore="続きを見る"]こっちがメインカードのようで、アラモというのは16勝12KO無敗のスーパーライト級のプエルトリカン。ブリセノは15勝9KO4敗のメキシコの中堅・アラモという選手が最激戦区のスーパーライト級で有力なのかどうかを図る試合。
WBOのプエルトリカンが主役といえる夜、会場なので江藤にはやはりKOしか勝ち目はないが、決して不可能ではない。