レイ・バルガス、岩佐亮佑 他

12月2日、コットVSアリのアンダーカードにバルガスの防衛戦がセットされたようです。長谷川の返上したベルトを継いだバルガス、欲をいえば指定席はバルガスだったので、こやつの挑戦を最後に受けて欲しかった。

鼻を粉砕されたウーゴ・ルイスは挑戦権をかけて、アイドル、ディエゴ・デラホーヤと戦うとかなんとか・・・最近、ネリ事件でメキシカンが嫌いですが、軽量級サバイバルは羨ましい限りです。順当だとデラホーヤがウーゴ・ルイスを破って新旧交代でしょう.

デラホーヤVSカバジェロ

デラホーヤが無敗の元王者カバジェロを圧倒したような記事が目立ちましたが、全然そんな事はなかったです。ほんのちょっと見栄えがよかっただけでパワーレスでした。

レイ・バルガスVSオスカー・ネグレテ

ネグレテというのは最新ランクが何位なのか知りませんが、圏外の選手です。コロンビアで17勝7KO無敗、米国拠点の30歳です。

日本人的にまとまったいい選手ですが、小粒な気がします。大粒で迫力あるバルガス有利でしょう。

最近、コロンビアあたりからなかなか王者が出ませんのでネグレテを応援します。

https://www.youtube.com/watch?v=QLQhlL5X8K0
それにしてもデカい。

Sバンタム級、規格外の村田を除き、日本で最も重いクラスの王者が岩佐亮佑になってしまいました。なので、このベルトは何がなんでも死守したいところです。

日本に軽量級の世界王者がたくさんいるので覚えきれないですが、実績や防衛回数を無視すれば

①井上尚弥
②田中恒成
③比嘉大悟
④岩佐亮佑
⑤田口良一

個人的にはこの順位くらい、なんとなく世界中の人がYoutubeでみても誇れるというか、レベルが高い王者ではないかなぁと妄想しています。先日の比嘉をみて彼の順位が上がってしまいました。

もしかしたら漏れがあるかもしれません。
とても全員覚えきれません。

けれど、実績としたらまだ、岩佐は日本タイトルマッチのような世界戦を勝ったルーキー王者なので何者ともいえません。そんな岩佐は、小國戦での怪我か何かで年内は試合をしないようなニュアンスでしたが、年末、格闘技祭りがあるなら駒不足っぽいので出陣があるのかもしれません。

とにかく次戦は誰になるのでしょうか?

岩佐に対しては、和氣も大竹も手をあげていましたが、「挑戦者決定戦をしてから言え、日本人対決は嫌だ」と公言していました。「いずれは海外で試合したい」とも。

遠い英国でハスキンスに敗れ、米国遠征したら相手が体重超過で試合中止など、苦労してきた岩佐の気持ちはよくわかります。が、貴殿も挑戦者決定戦を海外でやった訳じゃなくキャンセルですな・・・

個人的にも、岩佐には本格海外選手との対戦を望みます。山中が活動中止している今、彼に匹敵するテクニカルなサウスポーです。あの試合(山中VS岩佐)があってこその今です。これから、一皮も二皮も剥けて、山中に負けない活躍をして欲しいです。

岩佐の君臨するIBF王座は1位と2位が空位です。

3. Terence TJ Doheny
アイルランド17勝13KO
4. Tomoki Kameda
5. Diego De la Hoya
6. Evgeny Gradovich
7. Mike Tawatchai
8. Yukinori Oguni
9. Hidenori Otake
10. Yonatan Guzman
11. Yeajoon Kim
韓国15勝7KO1敗2分
12. Ludumo Lamati
南アフリカ12勝8KO1分
13. Jason Moloney
オーストラリア15勝12KO
14. Shingo Wake
15. Albert Pagara
フィリピン28勝19KO1敗

ありゃりゃ上位は結構、おなじみの顔で、TVの都合で日本人対決だったら嫌だなぁ。
特にあの人は嫌だ。

7. Mike Tawatchai
これもおかしいでしょ。

この中で個人的脅威ランクは

Diego De la Hoya
Albert Pagara
Yonatan Guzman
Jason Moloney

です。
しかし岩佐なら十分対抗できるだろう。
知らない選手は予習してから考えます。

デラホーヤは緑のベルトを目指すとおもうので、除外して、実はあまり目ぼしい相手が今はいないのかもしれません。団体を無視すると魅力的な選手はたくさんいそうですが。

小國戦では、初回から得意の左が炸裂し、圧勝パターンでしたが、少し反撃にあい、怪我までしたという岩佐。あれくらい優勢に進めた試合なら非情なまでの圧倒、無傷くらいになってくれると頼もしい。

そういう王者になって欲しいという願いも込めて、今の王者ランクだと

①ギジェルモ・リコンドー
②ジェシー・マグダレノ
③レイ・バルガス
④岩佐亮佑
⑤ダニエル・ローマン

でしょう。

①とは言わないので②くらいになってくれると最高ですし、そういう能力はあるとおもって応援します。近い未来、全階級でWBSSみたいなのがあるとボルテージ最高潮ですね。

おまけ
https://www.youtube.com/watch?v=BODvrrIjIaM
最上位はアイルランド人
黄昏デンカオセーンに勝っていて今度グラドビッチと対戦だそうです。
アマ200戦、5度の国内タイトル
オリンピックには同国の銀メダリスト、ジョン・ジョー・ネビンに敗れ出場ならず。

https://www.youtube.com/watch?v=L26Uvnd0I1o

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コメント一覧
  1. そもそも大竹は準備期間がほとんどないアウェーの試合でハスキンスより2ランクは上のボクサーであるクィッグに判定まで行っているので、そういう意味での実績で考えれば岩佐より大竹は数段実績が上です。岩佐はハスキンスにKOされてますからね。

    ただ岩佐-大竹だと岩佐がスレスレな判定で逃げ切る気がしますけどね。展開的には岩佐がやったヤップ戦をより厳しくしたような展開で、「試合は大苦戦したものの、前半の貯金で勝利」といった感じでしょう。大竹が勝つとしたら終盤にKOする以外ないですが、全盛期の山中でもKOまで10R掛かった岩佐をKOするまでは厳しいのではないかと。15Rだったら大竹が確実に勝つでしょうけど。

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  2. 小國が点取合戦して大竹に勝てる日本人選手はいないとか言い切ってたので、なるべくなら岩佐も戦いたく無いでしょうね。

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  3. 岩佐は間合いの取り方が上手いので、日本で言うならなんだかんだ言って井岡に近いタイプではないかと思います。ただ井岡ほど非力ではないですが、逆に引き出しが多いわけでもないので、自分の間合いの外から攻撃できるタイプには歯が立ちません。日本人だと大竹や和毅以外ではおそらく岩佐とまともに戦うのすら難しい気がします。いくらサウスポーが苦手とはいえ、あの小國が手も足も出ずに負けてますからね。

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  4. 富士山さん

    CMとか芸能人の煽りがなく進行が早いので
    もはや海外ボクシングの方が見やすくて楽しいです。

    日本人対決at民放

    というのが自分は一番つらいです。

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  5. 個人的には試合を見る限り、100回やっても山中ではネリ、栗生ではベルトランとやっても全部KO負けでしょう。大人と子供ほどの差があったんですから、薬物もクソもそれ以前の問題だと思ってますので。

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  6. 日本人とやるときばかり薬物検出なんで、日本側の捏造なんじゃないかと個人的には思わざるを得ません。日本人とやるときは負けてあげなきゃどんな汚い手でも使われるんじゃないですかね(適当)

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  7. ラバーマッチを征したトモキカメーダに、井上弟が挑戦。もしも負けたら、メジャーリーガー井上兄が凱旋帰国し敵討ちして、皆が、やっぱり世界レベルは違うなぁなどと言う展開。

    日本のボクシング市場が潤います!

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  8. 山中とハスキンスにKO負けなんですよねぇ。わかりやすい結果というか、岩佐選手の立ち位置はやはり、超一流(リゴンドー)の下の、一流(ヤマナカ等)の下で、普通のチャンピオンなイメージなんですよねぇ。
    メキシコのトモキ・カメーダなんかは、マクドネル物差しでいえば、ヤマナカを転がしたソリスくらいには強そうですし、管理人さんが望んでないし(笑) 岩佐のマッチメークは難しいなぁ。

    ビジネス的に考えると、トモキカメーダと名勝負で、ラバーマッチまでやるのが1番稼げそうですけど(笑)

    最強への挑戦は、井上、比嘉に任せましょう。

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