
今はこの試合しか興味がありません。
山中の相手も想像より強いとおもってますが。
雑誌にも最後の挑戦、これで負けたら引退が前提でインタビューのってましたが
あまりそういうのはやめて欲しいなぁ。
長谷川にそのプレッシャーはない。
多くのファンが待ってくれてるから必ず勝つと言ってくれてました。
キコ・マルチネスはもう来日したのかな?
よくぞ長谷川の挑戦を受けてくれた、風貌も試合スタイルも好印象なやつですが、試合も近いので復習してみました。
キコ・マルチネスが恐ろしく強くみえるハイライト
[youtube]http://youtu.be/inpaohqkENA[/youtube]
確かにセルヒオ・マルチネスと一緒だ。
唯一、はっきりと敗戦といえる試合
[youtube]http://youtu.be/U37CuL94MlM[/youtube]
キコ・マルチネスは迷いなく接近して打ち合うファイターだ。主武器は左右のフック、ボディも強い。
勝利のほとんどがプレッシャーを与えて打ち合い、下がりながら応戦する相手の身心を折ってしまうものだ。
重圧と重いパンチで繊細なテクニックをつぶすスタイル。
風貌からしてファイター化したミゲル・コットのよう。
ここはひとつKO負けしたカール・フランプトン戦を詳細に見てみた。
本場のサッカーの試合のような異様な盛り上がり。
カサレスにはプレッシャーかけ自信たっぷりだった英国最大ホープのフランプトンですがやはりキコ相手だと下がっています。
作戦かマルチネスの重圧のせいか。押し込まれつつも緩急つけたコンビネーションでキコの打ち終わりにまとめたり出鼻をくじくような連打。あとはブロックやスウェー、キコのフックをまともに食わないよう丁寧です。
ファイターかとおもってましたがフランプトンは足を使ったアウトボクシングがかなり上手い。タフでパワーもあり小型カネロのよう。ある種、突進ファイター攻略のお手本のような内容です。
しかし決着の9回までは公平にみてキコがポイントリードにみえます。それほどに圧力がすさまじい。
KOパンチはキコが出てくるところに合わせた右ショートのカウンター。
相当効いたダウンでこれで決着しましたがキコは続行の意思は示してます。タフです。
抜群のカウンターですがこれほど効かせたのは序盤からのボディがかなり効果的だったとおもいます。
とにかくマルチネスが突進してくるので、それに合わせカウンターをとるだけで当たれば結構効かせることができそうです。
キコのリズムは一定でパンチの強弱もない。全て力込めてるように見える。方やフランプトンは素早いショートで緩急つけて急所を叩く。このショートカウンターがカギだとおもわれます。
しかしキコは相当タフだし圧力、パンチが強いのでうまく捌けないとつぶされてしまいそう。
井上がエルナンデスにやったように序盤からパンチのキレとスピードで圧倒できれば理想ですし、長谷川にはそういう能力もある。序盤で差をつけると相手陣営はパニックに陥ります。
しかしキコはエルナンデスのようなもっさりスロースターターでもなく初回からバリバリにきますのでたぶん序盤決着は難しいでしょう。でも初回はスピード差を見せつけておきたいな。
瞬間スピードは圧倒的に長谷川にあり、相手のリズムで打ち合うと派手な大振りをしてしまう長谷川ですが、ショート連打で突進してくるキコの出鼻、打ち終わりにまとめるような動きができれば攻略できるとおもわれる。
瞬間的な大振り一発で相手をぶっ倒すところも長谷川の魅力だが、基本的には速さを活かしきって丁寧に対処したほうがいいだろう。ブロックして打ち合うより、打っては動き、キコの足では追いきれない、距離を作れない展開にした方がいいだろう。
長谷川が勝つと信じていますが、映像や最近の実績を見るにつけ、キコ・マルチネスは相手にとって不足なし。
屈強なファイターであることは間違いないです。
なんかスペイン語の記事があったので適当訳(予想込み)
キコ・マルチネス
長谷川はスピーディーで捉えどころがないファイターだ。
速いコンビネーション、左でほとんどの試合を決めている。
しかし顔面ハンターであり、戦術、駆け引きは想定済みだ。
だから倒すことしか考えていない。
モンティエルやゴンザレスとはまた違った展開で長谷川を攻略してみせる。
この試合を乗り越えて、ストイコ・クイッグやカール・フランプトン、果てはドネアを下したリコンドーとの対戦を目指している。
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ドネアやリコンドーがキコ・マルチネスと戦ったらどうだろう?
接近戦での打ち合いなんてしないだろう。
どんなにプレッシャーがきつくても、空間、距離を支配し
キレるカウンターをぶちかます。
長谷川もそれが出来るはずだ。