先日やろうとして萎えたのであまり面白くないかもしれません。
僕にとっての「君の名は」は知らないランカー達の事です。
自分自身すごい勉強になりますが、こんな知識をためてどうする?
次からは最軽量級からコツコツやろうかなとおもいますが、ライト級くらいまではしんどいだろうな。
WBC
山中慎介
26勝18KO2分
パワー:★★★★★
テクニック:★★★★
スピード:★★★
ディフェンス:★★★
タフネス:★★
戦術(キャリア):★★★★
メンタル:★★★★
国内で相手を選べば具志堅の記録は超えそうだ。ずっと具志堅の記録がどうこうと言われているのでいっそのこと抜いてしまった方がいい。
実力伯仲のモレノを鮮やかに倒し、マニア魂を揺さぶった。
彼の場合はスリッピングアウェイなどのレアなテクニックはもっているが、アップライトでジャブ、ワンツーとシンプルな方が強く
そこに右フックやボディ、アッパーを加えるとそれが死角となって被弾したりする。柔軟さとかは必要ない。
削って削って、最小限で最大効果の左ストレートという武器だけを磨く方が強そうだ。
見た目は違うが本当にアドニス・スティーブンソンのように左だけが怖いボクサーで、わかっちゃいるがやはり左で倒す。
WBAスーパー
ラウシー・ウォーレン
14勝4KO1敗
パワー:★★★
テクニック:★★★★
スピード:★★★★★
ディフェンス:★★★★
タフネス:★★★
戦術(キャリア):★★★
メンタル:★★★★
スーパー王者なのだが英国のBOXRECだと24位にランクされている。もはや差別だ。
キャリア15戦だがWSBで7戦全勝。このWSBの7戦の方が貴重だ。とてもハイレベルなのだ。
22勝でいいでしょうに。
評価のわかれる王者のようだ。
自分もしっかり見たのはパヤノとの2試合のみ。どちらも速くてラフで決め手のないよく似たボクサーの接戦だったのでたしかに退屈であったが
動きと見切りのなんと速いこと。パンチは雑だがパワーレスにはみえなかった。
五輪3度出場、世界選手権金、銅、輝かしい記録がある。
リコンドーには惜敗しているが、カリ・ヤファイあたりには勝っている。
アマが長く29歳と若くはないのでこれから強くなることはないだろう。サイズもバンタムじゃない。フライが適正だ。
しかし攻防両面のスキルとスピードは見惚れるものがあり、判定では山中も勝てないだろうとおもっている。
過去の黒人軽量級の歴史からして試合枯れしそうだ。
WBAレギュラー
ジェイミー・マクドネル
28勝13KO2敗1分
パワー:★★★
テクニック:★★★
スピード:★★★
ディフェンス:★★★
タフネス:★★★
戦術(キャリア):★★★
メンタル:★★★★
何がしたいのかよくわからない王者。試合が少ないし印象にも残らない。
178センチとかなり大柄だがKOパンチャーではない。テクニシャン系か。
試合自体も試合間隔も長く印象が薄い王者なので、階級をあげようにも、ビッグマッチをしたくとも相手から見向きもされないのではないか。
亀3を2度破った選手のはずだが試合内容は覚えていない。
相手にしなくていいだろう。
IBF
リー・ハスキンス
34勝14KO3敗
パワー:★★★
テクニック:★★★
スピード:★★★★
ディフェンス:★★★
タフネス:★★
戦術(キャリア):★★★
メンタル:★★★★
あまりしっかりと見たことがないが、教科書にないハメドスタイル。
ハメドと違いパワーレスかとおもいきや岩佐をKOしたりする。
はじめてやるとたぶんやりにくいだろうし、意外性のあるパンチばかりだからモロ食いすれば効くだろう。
リボリオ・ソリスに苦戦した山中にとってはやりにくい相手だ。
ただ、やりにくさに特化しただけでそこを攻略すればそれほど強い王者ではない。
見た目でごまかし勝ち逃げするようなところがある。小柄だしKO負けもあり打たれ強さもないだろう。
どうやって攻略すべきかは日本人と対戦が決まったら研究することにしよう。
WBO
マーロン・タパレス
29勝12KO2敗
パワー:★★★★
テクニック:★★★
スピード:★★★★
ディフェンス:★★
タフネス:★★★
戦術(キャリア):★★★
メンタル:★★★★
タイで王座を奪取した新王者。
KO率は低いがパワーはある。大森より松本よりあるだろう。
筋はいいが小柄でフィリピン特有の大振りスインガー。スタミナ削るスタイルだ。
勝ったプンルアン戦ではボディが効いて絶体絶命のピンチから逆転した。
この試合でプンルアンが予想以上にいい選手だと確認できてしまった感じ。
年末に井上拓真とやるという。
スピードと技術ではやや井上拓真が上にみえる。スタミナも練習熱心な拓真かな。
しかしキャリアとパワーでタパレスを推す。
敵地でプンルアンを倒して勝つような日本人はいないし、これまでも敵地での戦いが多かったタパレス。
強い王者になってもらわねば困る。
私的ランキング
①ラウシー・ウォーレン★26
②山中慎介★25
③マーロン・タパレス★23
④リー・ハスキンス★22
⑤ジェイミー・マクドネル★22
注目の選手
ルイス・ネリー
20勝14KO
メキシコの色黒なサウスポー。
Sフライでもランクしていた。
好戦的でよく手が出てタフな打ち合いをするが、スピードがあまりないしディフェンスも上手くない。
サウスポーとはいえメキシコらしい打ち合いの選手。
エマニュエル・ロドリゲス
15勝10KO
プエルトリコ
スピーディーで教科書的なオーソドックス。コンビネーションが上手い。
アマ上がりだろうな。減点材料は少ないが秀でたものもなくやや細身でパワーレスか。
十分挑戦圏内ではあるとおもう。山中の過去の相手レベルだと上級といえる。
ペッチ・ソー・チットパタナ
38勝23KO
戦績だけはすごいタイ人、中身はユルユル。
割と丁寧にアウトボックスよりに戦うサウスポー。
手数が少ないかな。まだ雑魚レベルばかりなので何もわからない。煌きは感じない。
ファン・カルロス・パヤノ
17勝8KO1敗
また王者に返り咲ける力はある。
けどウォーレンはもうコリゴリだ。
高齢と国籍でチャンスがあるのか不明。
クリーンでスタイリッシュなアマエリート系だが、ハイレベルな試合ではいつもダーティーですんなりいかないのがダメなところでもあり好きなところでもある。
ザナット・ザキヤノフ
26勝18KO1敗
カザフスタンだからきっと強いんだろうとおもっていたがたいしたことはなさそうだ。
オーソドックスで好戦的だが特別なスキルもパワーも感じない。
BOXRECでは170センチとあるがもっと小さく見える。
でもたぶんタフではありそうだ。そう、カザフスタンだから。
ニコライ・ポタポフ
15勝7KO1分
たぶんアマ歴がありそう。教科書的で減点材料のない選手。
ただ、好戦的ともいえず突き抜けたものはない。
ロシア圏でも軽量級はなかなか注目されずらいのだろう。
未だユーリやサーシャを超える逸材をみたことがないし、アマのミーシャ・アロヤンの方がずっと上だろう。
アーサー・ビラヌエバ
30勝16KO1敗
マクジョー・アローヨに負けているが、この階級のランカーでは目立つ。
強敵の部類だろう。
アントニオ・ニエベス
16勝8KO2分
キャリアの浅い相手に2分と順調ではないが、アメリカで豊富なアマ歴のある無敗選手。
アマで国内止まりというレベルにまとまった選手という印象しかないが、米国だけあって普通の試合でも相手はなかなか強い。
デューク・ミカー
18勝17KO
やっと凄みのある戦績の人をみつけた。ガーナ。
ロンドン五輪代表で2回戦でマイケル・コンランに負け。
コンラン、不当判定でリオで負けたけど勝っていたしな。プロ入りしそうです。
確かなキャリアとこの戦績、パワーも技術もあるのは間違いないが、見た感じスロー。
これからデビューするコンランの方が既に強いだろう。
以上、ナルバエスとかテテとかバトラーもいるがよく知っている選手なので省略。
この中で一番強そうなのは独断だとやはりパヤノです。
その次にエマニュエル・ロドリゲスかネリーかビラヌエバかな。
パッとする選手はいません。
山中もウォーレンも欲をかかずに地道に試合をこなせれば長く防衛できるんじゃないでしょうか。
でもウォーレンは今のままじゃ試合枯れでしょうから、冒険に出るのかな。
大森や井上拓真も、一皮むければ王者になれる階級でしょう。