私は常に悪と影にスポットを当てて応援していく人でありそうだ。興味をそそる試合ほど実現はしない。実現するとしたら遠い先の未来、ずっと勝ち続けていくしかない。旬が過ぎようが関係なく・・・
[st-card id=58370 ]無敗のライト級プロスペクト、ローランド・ロメロ(8勝7KO)はライアン・ガルシアと戦いたい。どちらも有望なプロスペクトだが、ロメロがわずか8戦のキャリアなのに対し、ガルシアは18戦消化している。ゴールデンボーイの有望株であるガルシアには選択肢がたくさんあり、このようなハイリスクローリターンの試合を選ぶとはおもえない。
この両者の対決はWBAスーパーフェザー級スーパー王者ゲルボンタ・デービス擁するフロイド・メイウェザーが発案したものだ。王者のデービスを挑発したガルシアに対し、この機会を利用して無名でも強力なロメロを倒してからにしろと応えた。
ロメロに勝てば、デービスとの対戦だけでなく20万ドルのボーナスを保証するとまで言った。しかしビジネスの観点から、こんな提案が実現することはなく、上記3人が将来対戦することがあるとすれば、各々が無敗のまま勝ち続けていく必要があるだろう。
ローランド・ロメロ
「フロイドはライアンが俺と戦いたくないことをわかっている。ライアンでは俺に勝てない。それはデラホーヤもわかっていることだ。でもデラホーヤに言わせれば俺は6回戦レベルのファイターだという。俺がその程度のファイターなら、なぜフロイドの提案を蹴るんだ。20万ドルに加えて世界挑戦もできるんだ。デラホーヤは2度もフロイドに負けるわけにはいかないんだ。」これらライバルたちの挑発は未来に繋がることがある。現状は彼らが勝ち続け、最終的には対戦すべき日が来ることを願うのみだ。
P4Pのロマチェンコが君臨するライト級近辺は、正直いってロマチェンコVSアンソニー・クロラなどよりもテオフィモ・ロペスやデビン・ヘイニーやライアン・ガルシアやローランド・ロメロ、そしてゲルボンタ・デービスなどがいる米国中心の方が興味深い対戦候補がたくさんいる。世界ランキングより米国内ランキングの方が険しい様相となっている。
それに加えて旧共産圏のトップアマチュアも混じり、一部の世界王者よりも強い男がいるに違いないという戦国模様なのだ。しかし彼らは皆若く、キャリアが足りず、これからのプロスペクトたちばかりだ。
[st-card id=47953 ] [st-card id=46513 ]コメントでみなさんが言っているように
正直世界戦の前にガルシアを以前スパーリングでボコったローランドロメロとの試合が見たいですね、、ガルシアはこれまでそこまで強い選手と試合をしていないのに何故こんな世界ランキング上位に入っているのでしょうか?
ローランドロメロ戦は見たいですね。以前も会場でロメロが散々挑発してたのにガルシアが聞こえてないフリしたり、よく分からない小者感を出したりするので。正直デービスやファーマーとやってもまだ勝てないと思っていますが実力はあるんだからこういう相手を潰したら作られたスター感を払拭できるのになぁ。まぁ、カネロ陣営に加わったので一気に応援する気はなくなりましたが・・・。
ついこないだジャーニーマンクラスを相手にしょぼいMD判定になった奴が、その後カネロと同じエディ・レイノソに師事した途端にガードの上から叩いて効かせるようになった…?
でもまあ薬無しでも身体が激変してもおかしくない20歳ですから、一応信じましょうか。
カネロ、ライアン・ガルシア、オスカー・バルデス・・・
エディ・レイノソに師事した途端に強くなりすぎている気がしますが、これはゲルボンタ・デービスやルイス・ネリーにも感じることで、相手のパンチに対する耐久力とガードの上からでも効かせるパワーが尋常ではないほど短期間に向上しており、これがポール・マリナッジが言う米国を中心とする薬物の蔓延かと懸念していたりする。
このあたりの地域の選手だけに特化したサイボーグ化なのだ。
ボクシングが盛んな英国でも軽量級でこんなにパワフルな奴らはいない。
それはただの妄想、狂言と却下しても、最近強く感じるのは結局フィジカルだよねぇという事かな。テオフィモ・ロペスなどはそこがずば抜けて見えるだけのような気もします。
ビジネスなので、期待される試合はなかなか実現しないし、強者であってもビジネスの世界には光と影があり、日の当たる者、そうでない者がいるのもこの世界。そうでない者(ロメロ)にはやはり地道に勝ち続けてもらうしかないのだ。