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ナチュラル・ボーン・クラッシャー/Krusher(破壊者)セルゲイ・コバレフ Vol.1

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11月2日に人生最良の給料日を迎える、(クラッシャー)セルゲイ・コバレフ。今の彼がどういう状況であれ、人生最大のピンチ、引退の危機を乗り越え掴んだ大きな財布。それはコバレフが真の実力者だからだ。しかしこれはただの寄り道、ボーナスステージだ。統一戦こそ王道であると心に誓い必ず勝って欲しい。

セルゲイ・コバレフはトップアスリートでありながら規律を守らずひどく不摂生だったことを認めている。ボクサーになる前から、ロシアでの彼の人生はストリートファイトや非行で定義されていた。

プロになってからもその悪癖は変わらなかった。「クラッシャー」として知られる彼は時に酔っぱらった状態で試合をしたり、水を飲みすぎると太るからという奇妙な概念にこだわって、緩んだ身体でキャンプに現れたりした。

しかしリングでは関係なかった。
コバレフはいい加減なコンディションでも勝ち続けた。2011年の不運な引き分けを除き、31戦30勝、26のノックアウトを記録、殿堂入りのバーナード・ホプキンスを倒し、ボクシングで最もエキサイティングなアスリートの一人になった。

彼の目標は世界最高のボクサーになることだ。それが多くのファイターが避けてきた無敗のオリンピック金メダリスト、アンドレ・ウォードの挑戦を引き受けた理由だ。

コバレフは初戦は自分の勝ちだと感じていた。勝利を「盗まれた」と主張しても多くの支持を得られなかったのはコバレフが終盤明らかに失速していたからだ。

再戦は7か月後にセットされた。その間、コバレフはもしあったとしてもわずかな変更しかしなかった。トレーナーのジョン・デビッド・ジャクソンと対立し荒れ狂ったトレーニングキャンプを送りリングに入った。

コバレフ
「ウォッカを飲んでいるような気分だった。なんかよくわからないけど眩暈がしていた。よく覚えていないんだ。」

コバレフは2ラウンドから8ラウンドまで、ウォードがコバレフに上手く対処しパンチを交換した再戦を覚えていないと言う。それは都合のいい健忘症のように聞こえるが、その時点でコバレフはスコアカードで3ポイント、別のカードではそれぞれ1ポイントリードしていた。

しかし結局スコアは意味がなかった。ウォードがローブローにみえるパンチを当てるとコバレフは背を向けレフリーに不満をぶつけた。その間もウォードはボディをしつこく打ってきたのでコバレフはウォードを抱え込んで逃れようとした。レフリーはそこで試合をストップした。議論の余地があるのはストップが早すぎたかどうかだ。コバレフが覚えているのは「レフリーが不公平だった」ことだけ。

アンドレ・ウォードこそ世界最高のボクサーというコンセンサスだけが残った。

コバレフのマネージャー、エギス・クリマスは、翌日コバレフに会った。コバレフはロシアに帰国し最初からやり直す計画をしていた。この時点で2人とも、この夏にコバレフの人生が変わり、キャリアが突如終わりを告げる悲劇が起きようとは思いもしなかった。

ここに、コバレフのまだ誰にも話していない物語がある。
それはまるで映画のシナリオのようなストーリーだった・・・

Vol.2に続く

短くてすみませんが、これ以上書くとワクワクしないのでこの辺でサヨナラ、サヨナラ、サヨナラ・・・

次回お楽しみに・・・

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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